12月25日午前7時33分、石垣島離島桟橋に朝日が映えてきた。
さすがにまだ観光客は居ませんが、港湾関係者の出勤時間です。
八重観も安栄も西表航路の始発は7時10分なので、第一便はすでに出港した後なのでしょう。
離島桟橋のロビーです。船が発着するたびに人で溢れかえります。
右側の港に面した出入り口が二重に成っている、台風対策の除風室か?
移動前に石垣市内を散歩、離島桟橋近くに有る県指定有形文化財の美崎ウタキです。
西暦1500年のオヤケアカハチ(遠弥計赤蜂)の乱の時に、首里王府派遣の兵船の
那覇港への安着を祈願して、神女が篭もった所と言われている。
鳥居にしめ縄、これは後世本土から伝わった風習でしょう。
これがその奥に有る本来のウタキ、イビと言うそうです。
二つの石門の奥に有る森が神のよりしろと成っている。
今となっては、琉球文化の伝統をかいま見る事の出来る数少ない建造物です。
今日から五日間お世話になる上原の船浦に有る民宿いるもて荘です。
ユースホステル併設と書いて有ったので、恐る恐る行ってみたら普通の民宿でした。
ユースの会員であれば割引になるそうです。非会員の私は一泊二食で4900円でした。
なぜ恐る恐るだったのかと言えば、ユースホステルとは「酒・タバコ禁止」
「夜に成れば強制的に全員集められ、ギターの伴奏で歌を歌わされる」
てなイメージが有ったからです。私的には時代錯誤の狂気の世界です。
広い芝生の庭に囲まれて、正面の青い海に鳩間島がポッカリ浮かぶ素敵な所でした。
PM8:30に成れば「泡盛タイムですよ~」といって、一升瓶がドーンと出てきます。
ユースと銘打っているせいか、日によっては宿泊客の半分が外人さんの事も有りました。