西表島は、おおよそ北緯24度20分に位置する亜熱帯気候の島である。
日本本土では見られない珍しい動植物が分布しているが、
私の場合は道端に居るものや生えているものしか目に入らない。
キツネノマゴ科アリモリソウ、薄暗い林床に咲く小さな花。
光量不足のため、コンデジを手持ちで撮るのは難しく、メリハリの無い写真に成ってしまった。
アカネ科リュウキュウルリミノキ、細毛がビッシリ生えたビロード状の小さな花。
これも薄暗い林床に咲く。
リュウキュウルリミノキの実、名前の通り「琉球 瑠璃 実の木」である。
ワシタカ目ワシタカ科カンムリワシ、絶滅危惧種であるが、その辺の電柱に泊まっていたりする。
マダラチョウ科スジグロカバマダラ、年中至る所でフワフワと飛んでいる。
時々琉球列島方面に出没するバカ人間。
一応サル目ヒト科に分類される動物であるが、この個体の場合は
それ程の高等生物であるかどうかは疑問である。