霧ヶ峰高原の標高1630mに広がる八島ヶ原湿原です。
5月上旬、里では桜の季節も終わりだというのにまだ枯れ野原状態。
こんな物が有りました。「あざみの歌」の歌碑です。
へぇ~、ここの状景を歌に詠んだものだったんだ。
倍賞千恵子の 「あざみの歌」 (←クリックして聞いて見て下さい)いいですねぇ。
でもアザミと言っても、〇〇アザミと名の付く花は三十数種類有ります。
ビジターセンターの資料によれば、ここに咲くアザミは「ノアザミ」
「北海道を除く各地の山野に、最も普通に見られる多年草」とある。
「最も普通に見られる多年草」でも芸術家の手にかかると、かくも美しい叙情歌に成ってしまうのですね。
私も下手な写真なんか撮ってられんなぁ。
ちなみにこれはアメリカオニアザミ、こんなに大きくド派手でトゲトゲしいアザミだったなら、
あの歌は生まれなかたでしょう。