写真雑誌を見ていたら「スローデジタル」なる特集があった。
なんのこっちゃと読んでみたら、ハイスペックなデジカメの自動化機能を使用せず、
あえて古いフイルムカメラの様にマニュアル撮影を楽しむべし、ということであった。
スローライフとかスローフードと発想の原点は同じである。
世の中便利になりすぎると、懐古趣味が生じてくるものらしい。
ハイスペックなデジカメだろうがスローデジタルだろうが結果は同じ、
ただ撮るときの気分が違うだけだった。
ならば私もと、この様な仕様で近所の散歩に出かける。
小型軽量でスナップ撮影にはもってこいなんだが、ファインダーが暗く不鮮明で
実用の役に立たないのが難点である。
ピント合わせだけは、ファインダー内の合ピント表示機能を使用した。
住宅名が全て消され何の役にも立たない団地案内図、
こういうのを「トマソン何とか?」と言ったかな。
札幌軟石(支笏溶結凝灰岩)で作られた狛犬。
この神社が建てられた明治初期には、眼下は全て一望千里の原野だったのでしょう。
いまは札幌市のベッドタウンと化している。
氏子が居そうにもない古い神社。
札樽自動車道の橋脚です。
28mmの単焦点レンズでは、ここまで寄るのが精一杯でした。
咲き残ったハマナスの花に虫達が集まっていた。
何年か前に造成して原野同然と成った分譲地をまた売りに出していた。売れないと思うよ。