人外花境

暇人の何でも自然観察日記

主に野歩き山歩き.たまに旅歩きの写真ブログ

今時の雨竜沼湿原

2009年06月19日 | 野歩き山歩き

昨日はやっと少しだけ晴れ間が戻ってきたので、雨竜沼湿原へ行く。

登山口の管理事務所で「まだ湿原内の橋が架かっていないので、行けませんよ」

なんて言われたが、行ってみたらちゃんと架かっていた。ウソばっかし。

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湿原の様子はご覧の通り、ここは標高850mで先日行ったニセコの神仙沼は760m、

似たようなもので花の季節にはほど遠かった。

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まだ残雪とミズバショウの季節なのです。エゾゼンテイカなどの花の時期は7月中旬かな。

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僅かに彩りを添えるショウジョウバカマの花。

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ミネザクラが満開の時期でした。明日はその他の花や山の様子でも。


ニセコ神仙沼の花・その2

2009年06月17日 | 野の花山の花

今日も又、ドンヨリとした小雨でもパラつきそうな天気。

山にも行けず運動不足で胃の調子が悪く成ってきた(ただ単に酒の飲み過ぎ?)。

新ネタが無いので、ニセコ神仙沼の続きです。

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チングルマの花をアップで撮ってみたら、キリが水玉と成って付いていた。

花の写真は多少天気が悪いときの方が良いのかも。

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ショウジョウバカマの花は咲き始めはピンク色だが、段々と色が濃くなって

深紅色になってしおれてしまうそうです。

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ミツバオウレンの三つ葉は、根本の枯れ草をかき分けてみなければ出てこない。

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どちらが上下か解らない程に池塘の水面が鏡状態。

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神仙沼にキリが立ちこめてきた。

こんな雰囲気だと確かに「仙人の住みたまう所」のイメージが湧いてきますね。

だって、仙人はカスミを食って生きているんだから、食糧に困らない。

でも本当のところは、カスミたなびく様な高山に生える「岩茸」や「サルオガセ」を

食糧にしていたらしい。なんちゃって、見てきた様なウソを言い。

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神仙沼の命名の由来。

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木道の上に団体さんの花が咲いた。


今時のニセコ神仙沼

2009年06月16日 | 野の花山の花

ニセコの神仙沼もそろそろ花の季節を迎える頃なので様子を見てきました。

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ここ数日は天候不順な日が続きます。キリが立ちこめれば湿原も白一色の世界と成ってしまう。

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キリの日は風が穏やか、鏡の様な池塘の水面に新緑のダケカンバが映っていました。

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コシアブラの若葉です。タラノキと同じウコギ科なので、本州の方では山菜として食する。

先月新潟県内を走っていたとき、道の駅で他の山菜と一緒に売っていた。北海道ではあまり食べない様だが。

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この時期は、湿原一面がショウジョウバカマのお花畑です。

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ショウジョウバカマの花、咲き始めは淡いピンク色をしています。

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チングルマは何故か木道に沿って咲いている。雪解けが早いからでしょうか?

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ショウジョウバカマとチングルマです。この他にミツバオウレンが沢山咲いていました。

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池塘の縁の小さなお花畑。

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ワタスゲがポツポツと、今年は数が少ない様な?

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ミツガシワは若葉が水面から顔を出したばかり。

花が咲くのは今月下旬か、その頃また行ってみましょうか。


NIKON D 90

2009年06月14日 | 写真

Nikon_d90

実は二ヶ月ほど前に今まで使っていたPENTAX  ist DL2  から NIKON  D90に

買え換えました。おかげさまで今年の沖縄旅行の費用が吹っ飛んでしまった  。

なぜNIKON  D90  かと言えば①ビンボー人にとっては、ミドルクラスとしては

価格が手ごろなこと②同機種の中では、大きさ重さとも最小で山での持ち運び

が容易であること③NIKON  には16mm~85mmのズームレンズが有り

これ一本有ればほぼ事足りるため、などが主な理由です。

それにしても今時のデジタルカメラは「コンピューターを内蔵したカメラ」ではなく、

「レンズの付いたコンピューター」と言った方がふさわしく、使い方がさっぱり解りません。

昨夜は珍しく星空が出ていたのでバルブ撮影していたらエラー表示が出て、

何処を押しても触ってもウンともスンとも言わなくなってしまいました。

パソコンのフリーズ状態です。こんな時はパソコン同様、バッテリーを抜いて

強制終了させるしか手は有りません。

他に何点か不具合が有るのですが、もう少し使い込んでからメーカーに問い合わせます。

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ベランダから撮った南東の空で、中央にさそり座の頭が写っています。

データーは、16mm(24mm) F=4.0  S=3.7秒 ISO 3200  です。

ホワイトバランスの色温度設定を 3570K にしたら、ナトリュウム灯の

赤カブリを補正する事が出来ました。この辺りはさすがミドルクラスの機能です。

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さそり座の頭をズームアップしたら、焦点が甘くなってしまった。

単焦点レンズと異なりズームレンズの無限大表示はいいかげんで、

無限大よりさらに先までレンズが回ってしまうのです。

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一眼レフの強みは、この様なボケの効果を生かした写真を撮れる事でしょうか。 


手稲山頂のミヤマオダマキ

2009年06月12日 | 野の花山の花

どうもハッキリしない天候の日々、手稲山山頂には雲が掛かっているが、

最後に行ったのは5月20日残雪の頃、久しぶりに行ってみる。

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麓ではハクサンチドリが見頃を迎えていた。

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少し登るとムラサキヤシオが、少々時季外れか花がくたびれている。

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下界はキリの中だが、新緑が美しい。

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キリのまとわりつく頂上付近。

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頂上の岩場にミヤマオダマキが咲いていた。こんな岩礫地帯に生えるんだね。


隈根尻山の花

2009年06月11日 | 野の花山の花

特に珍しいものは有りませんが、今時山ではこんな花が咲いているということで、

暇つぶしに見て下さい。

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オオバミゾホオズキ、標高の低い林道脇の湿った草地の中で。

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林道の両側2.0kmにわたってオドリコソウだらけ。

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カラマツソウ、これは低地の林道脇に咲いていた。

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コキンバイ、頂上直下の尾根道沿いに。

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ツバメオモト、これも尾根道沿いに点々と。

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ヒメゴヨウイチゴ、尾根道に差し掛かるとポツポツと。

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名前は解りませんが、水辺や河原に生えるヤナギの実です。

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棉毛に包まれたヤナギの実が、風に吹かれて辺り一面に舞う。


隈根尻山はこんな山

2009年06月10日 | 野歩き山歩き

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ピンネシリ~隈根尻山一周ルートが有るのだが、距離15.4Kmで5時間から6時間かかる

アップダウンの激しい道なので今回は遠慮しておいた。

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登山口のゲートをくぐれば、すぐにピンネシリと隈根尻山の分岐点。

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ピンネシリ同様、この様な林道歩きが3.0km以上続く。

地元の人達はゲートの鍵を持っているので、林道終点に車が止まっていたりしたらガッカリ。

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林道を過ぎれば、今度は延々と続く階段道。

道民の森整備事業の一環として、税金をつぎ込んだ結果らしい。

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尾根に出ました。頂上まではあと一息、残雪が有る。

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ここまで来てやっと頂上が見えてきます。

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頂上付近から見た神居尻山・ピンネシリ・待根山です。

尾根上の一周ルートは、一旦下って待根山~ピンネシリと登り直さなければならない。

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こんな時期に、こんな山の斜面にザゼンソウの群落が有った。

北海道の山は、5月下旬から7月上旬にかけてほぼ全ての花が咲き揃ってしまうため

山野草ハンターは忙しいのだ。


今日は隈根尻山へ

2009年06月09日 | 野歩き山歩き

樺戸三山のピンネシリ・神居尻山・隈根尻山の内、隈根尻山が未登だったので行ってきた。

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頂上からピンネシリ・神居尻山方面、山自体は面白くない山だった。

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左から、神居尻山・ピンネシリ・待根山、遠くの残雪の山は暑寒の山々。

明日は山の様子と道端に咲く花々など。


林の中の花

2009年06月08日 | 野の花山の花

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裏山の銭函天狗岳へ行ってみたが、頂上付近にはタニウツギが咲いているだけ。

麓の薄暗い樹林帯の中には結構色々と咲いている。

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ユリ科クルマバツクバネソウ

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セリ科オオハナウド

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オオハナウドの花

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キンポウゲ科オオヤマオダマキ、数株かたまって咲いていた。

全ての花にピントを合わせるため、F  11  S  1/25  ISO 1000  で撮影したら

背景がうるさく成ってしまった。花の写真は結構難しいのだ。


今日の樽前山は霧の中

2009年06月07日 | 野歩き山歩き

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今日はAさんが、本格的夏山登山にそなえて足慣らしをしたいと言うので樽前山へ。

小雨降る霧の樽前山へ、アホ・バカコンビが登って行ったのでありました。

雨に濡れたウコンウツギ、此は此でなかなか風情が有り来た甲斐が有ったというもの。

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タルマエソウ(イワブクロ)の花は、まだまだ小さな硬い蕾。

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コメバツガザクラが満開でした。

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外輪山まで登ると完全な霧の中、「帰ろうか?」 「帰りましょう!」 で今日はお終い。