私の趣味の一つに寺社めぐりがありますが、秩父三十四ヶ所観音霊場についで平成8年(1996)から平成9年にかけて回った坂東三十三ヶ所観音霊場を順次ご紹介します。
坂東三十三ヶ所観音霊場は、神奈川県鎌倉市を起点として、東京、埼玉、群馬、栃木、茨城をへて千葉県館山市の那古寺を打ち納めとする、関東地方一都六県の広範囲に全行程1300kmあります。
坂東霊場の始まりは、鎌倉幕府を開いた源頼朝によって西国霊場のシステムが導入されたのではないかとされています。
西国三十三ヶ所、秩父三十四ヶ所と合わせ日本百観音と称されます。
・番号 第二十番
・寺名 独鈷山 西明寺(とっこさん さいみょうじ )
・通称名 益子観音
・宗派 天台宗
・ご本尊 十一面観世音菩薩
・所在地 栃木県芳賀郡益子町大字益子50 地図
・HP 益子西明寺へ御来山歓迎
・最寄駅 真岡鉄道 益子駅
・参拝日 1997(平成9年)/12/21
・コメント
西明寺は焼き物で有名な益子のはずれに位置する。
参道の石段を登ると室町時代に建立された楼門が目に飛び込んでくる。
大きくがっしりした造りと精巧を極めた優美な細工がすばらしい。
更に進むと左に三重塔が見える。関東甲信越四古塔 ひとつ。
寺全体を樹林が取り囲み、本堂、三重塔以外は、納経所や休憩所に至るまですべて萱葺き屋根の当山は、派手さはまったくないが、落ちついたいい寺である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/f1/736f87bf3059a7d188957fbecfdb9c2e.png)
・近くの観光スポット
「益子町観光協会」
・巡礼あれこれ
「菅笠(すげがさ)」
普通の菅笠だが、巡礼には欠かせない持ち物の一つ。
表面に氏名,住所、「迷故三界城 悟故十方空 (迷う故に三界の城 悟る故に十方空)何処有南北 本来無東西 (何処に南北ありや 本来東西も無し)」と記されている。このほか、前に弘法大師を表す梵字(サンスクリット文字)、後ろに「同行二人」(どうぎょうににん)と書かれている。「同行二人」とは、「弘法大師と二人で歩く」という意味で、手に持つ金剛杖は弘法大師の身代わりの意味がある。つまり、遍路の本質は現実的には「一人で歩く」こと。
また菅笠は、棺のふたを象徴していると言うれ、巡礼が死者であることを表す。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/94/c48e016d523dabbdc6216062d3c3d05a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/e6/f7bc80d09995e61c7289fb4d9489ab76.png)
坂東三十三ヶ所観音霊場は、神奈川県鎌倉市を起点として、東京、埼玉、群馬、栃木、茨城をへて千葉県館山市の那古寺を打ち納めとする、関東地方一都六県の広範囲に全行程1300kmあります。
坂東霊場の始まりは、鎌倉幕府を開いた源頼朝によって西国霊場のシステムが導入されたのではないかとされています。
西国三十三ヶ所、秩父三十四ヶ所と合わせ日本百観音と称されます。
・番号 第二十番
・寺名 独鈷山 西明寺(とっこさん さいみょうじ )
・通称名 益子観音
・宗派 天台宗
・ご本尊 十一面観世音菩薩
・所在地 栃木県芳賀郡益子町大字益子50 地図
・HP 益子西明寺へ御来山歓迎
・最寄駅 真岡鉄道 益子駅
・参拝日 1997(平成9年)/12/21
・コメント
西明寺は焼き物で有名な益子のはずれに位置する。
参道の石段を登ると室町時代に建立された楼門が目に飛び込んでくる。
大きくがっしりした造りと精巧を極めた優美な細工がすばらしい。
更に進むと左に三重塔が見える。関東甲信越四古塔 ひとつ。
寺全体を樹林が取り囲み、本堂、三重塔以外は、納経所や休憩所に至るまですべて萱葺き屋根の当山は、派手さはまったくないが、落ちついたいい寺である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/1b/a66d5bbbdcbed9cc3d60d8036f8a31aa.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/f1/736f87bf3059a7d188957fbecfdb9c2e.png)
・近くの観光スポット
「益子町観光協会」
・巡礼あれこれ
「菅笠(すげがさ)」
普通の菅笠だが、巡礼には欠かせない持ち物の一つ。
表面に氏名,住所、「迷故三界城 悟故十方空 (迷う故に三界の城 悟る故に十方空)何処有南北 本来無東西 (何処に南北ありや 本来東西も無し)」と記されている。このほか、前に弘法大師を表す梵字(サンスクリット文字)、後ろに「同行二人」(どうぎょうににん)と書かれている。「同行二人」とは、「弘法大師と二人で歩く」という意味で、手に持つ金剛杖は弘法大師の身代わりの意味がある。つまり、遍路の本質は現実的には「一人で歩く」こと。
また菅笠は、棺のふたを象徴していると言うれ、巡礼が死者であることを表す。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/94/c48e016d523dabbdc6216062d3c3d05a.jpg)
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