![]() | 竜馬がゆく〈1〉文藝春秋このアイテムの詳細を見る |
【一口紹介】
■出版社 / 著者からの内容紹介■
「薩長連合、大政奉還、あれァ、ぜんぶ竜馬一人がやったことさ」と、勝海舟はいった。
坂本竜馬は幕末維新史上の奇蹟といわれる。
かれは土佐の郷士の次男坊にすぎず、しかも浪人の身でありながらこの大動乱期に卓抜した仕事をなしえた。
竜馬の劇的な生涯を中心に、同じ時代をひたむきに生きた若者たちを描く長篇小説。
【読んだ理由】
司馬遼太郎作品・知人に奨められて。
【印象に残った一行】
『しかし桂小五郎は、その竜馬の天性の与太を珍重すべきものと見た。しかも、この男は学問はさほどなくとも、天性の怜悧さと重厚さを兼ねているめずらしい人物だと見た。』
『竜馬の考え方では、男には、農夫型と猟師型がある。野の片すみに安住して作物を植え、女房を愛し、子を育てることによろこびを見出す型と、山野を踏みわけ、山から山へと獣を追い、ついには家郷を忘れる型のふたつである。』
【コメント】
読みやすく、読み出したら止められない面白さ。
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