日本男道記

ある日本男子の生き様

徒然草 第百八十一段

2022年12月06日 | 徒然草を読む


【原文】 
「『降れ降れ粉雪、たんばの粉雪』といふ事、米搗き篩たるに似たれば、粉雪といふ。『たンまれ粉雪』と言ふべきを、誤りて『たんばの』とは言ふなり。『垣や木の股またに』と謡ふべし」と、或る物知り申しき。
昔より言ける事にや。鳥羽院幼くおはしまして、雪の降るにかく仰せられける由、讃岐典侍が日記に書きたり。

【現代語訳】  
「『ふれふれこ雪、たんばのこ雪』という童謡の歌詞がある。米を挽いてふるいにかけた粉が、雪に似ているから、粉雪と言うのだ。『丹波のこ雪』ではなく、『貯まれこ雪』と歌うのが正しいが、間違って『丹波の』と歌っているのだ。その後に『垣根や木の枝に』と続けて歌うのである」と、物知りな人が言っていた。
昔から、こう歌われていたようだ。鳥羽院が幼かった頃、雪が降ると歌っていたと『讃岐典侍日記』にも書いてある。

◆鎌倉末期の随筆。吉田兼好著。上下2巻,244段からなる。1317年(文保1)から1331年(元弘1)の間に成立したか。その間,幾つかのまとまった段が少しずつ執筆され,それが編集されて現在見るような形態になったと考えられる。それらを通じて一貫した筋はなく,連歌的ともいうべき配列方法がとられている。形式は《枕草子》を模倣しているが,内容は,作者の見聞談,感想,実用知識,有職の心得など多彩であり,仏教の厭世思想を根底にもち,人生論的色彩を濃くしている。

Daily Vocabulary(2022/12/06)

2022年12月06日 | Daily Vocabulary
29681.big  (重要な )
When I was in my mid-twenties, I had to make a big decision about my career. 
29682.will be able to  (将来の能力を表す場合  )
I think I'll be able to run a half marathon under 2 hours next year. 
29683.hors d'oeuvre(オードブル)food that is served in small amounts before the main part of the meal → entrée, main course 
Here is hors d'oeuvre for you.
29684.upset (番狂わせ)
If we win this match, it will be a huge upset . 
29685.tight (接戦の)feeling or showing a 
Team powers beat Team Sakurada in tight game, winning five to ふぃヴぇとふぉうr .