諏訪大社上社の大総代らは19日、御柱祭上社山出しの木落とし(4月3、4日)で氏子がけがをしないよう、茅野市宮川の木落(おと)し公園で石を拾った=写真。小雨の中、かっぱを着て拾い集めた。
上社の御柱8本を担当する諏訪市、茅野市、富士見町、原村の8地区から1地区10人ずつ計80人と大総代約30人が参加。坂を上りながら、くまなく点検した。10リットル入りで10袋ほどの小石を拾った。
諏訪大社は同日、大総代が本番で使う指揮旗や腕章を配った。上社御柱祭安全対策実行委員長の浜明行さん(67)=茅野市=は「いよいよ本番。直前まで怠らず準備したい」と気を引き締めていた。
(2016年3月23日掲載)
前回の御柱祭で「前宮二」を曳行する氏子たち=2010年4月
御柱は何人ぐらいの氏子で動かしているのでしょうか。
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担当する地区の人口などによっても異なりますが、曳行に関わる氏子は1本の御柱につき千人〜3千人ぐらいといわれます。今回、上社側で「本宮一」の御柱を曳行する豊田・四賀地区(諏訪市)の曳行関係者は「当日は2千人を超える氏子が集まるのではないか」と話しています。
御柱を引く氏子にはさまざまな役割があります。地区ごとに名称や内容は微妙に異なりますが、主な役職として、御柱の先端につないだ「元綱(もとづな)」を操って進行方向を決める係、梃子(てこ)棒と呼ばれる木の棒で御柱の脇を突いて方向転換などをする係、御柱後方の「追い掛け綱」を持って曳行を支援する係などがあります。
ほかにも、木落としの際に追い掛け綱を切り、建て御柱の際に御柱の先端を整える「冠落(かんむりお)とし」をする「斧(よき)取り」と呼ばれる係や、木やり唄(うた)で曳行の合図を送る「木遣(や)り衆」などがいます。それぞれに係を統率する「長」がいて、経験を積んだ氏子が担当します。大勢の氏子が気持ちを一つにしないと、巨木を動かすことはできないのです。
(2016年3月23日掲載)
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日立製作所が受注したイギリスの高速鉄道の新型車両が3月18日、ロンドンのキングスクロス駅で公開された。新型車両の名前は「あずま」。
高速鉄道が走るイギリス東海岸と日本語の「東」にちなんで名付けられた。車体の横にひらがなで「あずま」の文字もデザインされている。BBCなどが報じた。
「あずま」は「あずま」は、イギリスの多国籍企業ヴァージン・グループ傘下の鉄道会社が営業する2018年から運行される。
時速約220キロで走行し、ロンドンとスコットランドの首都エディンバラを約4時間で結ぶ。これまでより20分ほど短縮されることになる。
引用元。
高速鉄道が走るイギリス東海岸と日本語の「東」にちなんで名付けられた。車体の横にひらがなで「あずま」の文字もデザインされている。BBCなどが報じた。
「あずま」は「あずま」は、イギリスの多国籍企業ヴァージン・グループ傘下の鉄道会社が営業する2018年から運行される。
時速約220キロで走行し、ロンドンとスコットランドの首都エディンバラを約4時間で結ぶ。これまでより20分ほど短縮されることになる。
引用元。