阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
  1942年生まれが東京都江戸川区から。

08月22日に目に留まったSNS・メディアの記事

2023年08月23日 | SNS・既存メディアからの引用記事

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東日本大震災が起こった後、ブログ「阿智胡地亭の非日乗」が掲載したエントリーから          [ 2011年07月22日(金)のブログ ]

2023年08月23日 | 東日本大震災ブログ
2011年07月22日(金)
報道写真家 栗田格さんのサイトがリニューアルされた
リンク集に掲載の「Kaku Kurita Photo Salon」が新装オープンしました。

栗田さんの自己紹介は「1964年、東京オリンピックより、ニュース写真を始めて今年は47年。外国メディアが興味を持った顔写真、懐かしい人々の写真を選びました。今後も撮り続けて行きたいと思います。」

 掲載写真もますます増えています。カテゴリー別に画像で現代史をフォローしてみては如何ですか。

こちら です
 
 
「その者、青き衣をまといて金色の野に降り立つべし」
 

「うちひしがれた国」の復活宣言と なでしこ優勝に英語メディア

一部引用・・

英語メディアが伝える「JAPAN」なニュースをご紹介するこのコラム、今週はサッカー女子日本代表のワールドカップ優勝についてです。
 
単なる勝ち負けではないもっと大きなものを背負い、ひたすら走ってひたすら粘った「なでしこ」たちの勇姿に、
 
多くの英語メディアは「うちひしがれていた国」日本の復活宣言を見て取ったようです。(gooニュース 加藤祐子)

その者、青き衣をまとい…

先週の時点では今週も、原発の話を書くつもりでした。数十年かけて段階的な脱原発を目指すという方向性を示したはずの首相発言が、
 
(原発推進派の猛反発にあったからなのか)あれよあれよと「個人の考え」に過ぎないことに後退させられてしまった事態に、私はかなり苛立っているので。
 
けれども、なでしこジャパンの見事なワールドカップ優勝のニュースが英語メディアに溢れているため、ここは予定変更です。
 
実に震災以来初めて、震災や原発とは直接関係ないことを書きます。……といっても結局は否応なしに、震災のことにつながっていくのですが。

点を取られたら取り返す。そしてどこまでも走り続ける。粘る。あきらめない。想いをこめて決める。
 
そんな感動的な試合を見せてもらって、ただでさえこちらは感極まっているところに、あの表彰式です。
 
金色の紙吹雪やテープが降りしきる中、青き衣のなでしこたちが優勝杯を高らかに掲げたあの姿。

観ていた多くの日本人が一斉に同じことを考えたようです。「まるでナウシカの大ババ様の予言だ」と。
 
映画『風の谷のナウシカ』のクライマックスに出てくる「その者、青き衣をまといて金色の野に降り立つべし」の予言のようだと。
 
ツイッター上でそういうツイートがあちこちから飛んでくるのを見ながら、ナウシカはもはや日本の国民的神話になりつつあるなあとしみじみ思い。
 
まるでナウシカのように金色のピッチを進む澤穂希選手の見事な後ろ姿がツイートで回ってくるや、さらに感極まり。『ナウシカ』の世界が震災後の日本とどう重なるかを思えば、なおのこと。

全文はこちら
 
 
 
 
「国民投票」の制度を日本にも導入する
☆新聞やテレビが発表する“世論調査”。年金生活者になってかなり経
つ今の歳まで、まだ一回も世論調査の電話を受けたことがない。周囲にも調査対象者になったと言う人も聞いたことがない。

それでもあたかも国民全員の意見を聞いたかのようにとくとくと新聞テレビに結果が発表される。統計学的処理をしているので、
対象者数と回答者数はこれで問題ない結果だ、と言われても腑に落ちない。

もし問い合わせが来ても、出来合いの意図的な質問を、3分か5分の電話で「イエス」か「ノー」か「わからない」の三択で答えさせると言う。友人の本間香奈さんもホンマカナと言っていた。

そんな中でブログ「仙台遷都」さんで知った「国民投票」制度を実現するための運動。私はメンバーに加入しました。☆


この運動の本部のHPから下記引用。

【みんなで決めよう「原発」国民投票】の紹介 

「原発」をどうするのか。この極めて重大な案件は、行政府や立法府が勝手に決めることではなく、主権者である私たち一人ひとりの国民が決定権を握るべきではないでしょうか
すでに任意のグループが「ネット投票」を行なっていますが、そういうものではなく、国会が認めた公式の「原発」国民投票を実現することは決して夢物語ではありません。
 
多数の主権者が望み、求めれば、実施されるのは当然の道理です。それを果たすために私たちは、市民グループ《みんなで決めよう「原発」国民投票》を結成しました。

 このグループは、「脱原発」あるいは「原発推進」を呼び掛けるグループではありません。主権者が、原発の将来をどうするのかについて、
 
直接の決定権を握るための国民投票を実現させることを目的として活動するグループです。メンバー個々人が「原発」についてどういった考えを持つか、
 
どんな発言をするかは自由ですが、会として、「脱原発」あるいは「原発推進」を外に向けて呼び掛けることはしません。

 これは、市民の知恵と情熱で歴史的な住民投票を実現させた、新潟の「巻原発・住民投票を実行する会」や徳島の「第十堰住民投票の会」の活動スタイルに倣ったものです。

 ぜひ、こうした考えを御理解いただき、私たちのグループに参加してください。

 なお、私たちが作った「原発」国民投票法の市民案を、このHP上に掲載してあります。

みんなで決めよう「原発」国民投票
〒160-0021
東京都新宿区歌舞伎町2-19-13
ASKビル5階 市民活動共同事務所 内
TEL 03-3200-9115
MOB 080-3866-3037
FAX 03-3200-9274
info@kokumintohyo.com
http://kokumintohyo.com/
 
 
告発された清水前東電社長、斑目委員長など

☆なんとなく拙速のような気がする。もっと戦略的に考えた方がいいと思うが自分に代案はない。

福島県の放射能線量汚染地域の拡大が首都圏にも及びだしたいま、いてもたってもおられないという気持ちになったのだろう。

このニュースは大手記者クラブ系新聞・テレビでは殆ど報道されていないようだ。事実は事実として報道すべきだ。☆

「安全デマ」を流す御用学者、原発関係者を東京地検に一斉告発

一部引用・・

1980年代から原発の危険性を訴えてきた作家の広瀬隆氏とルポライターの明石昇二郎氏が、7月8日に東京地方検察庁・特捜部に対して、

福島県放射線管理リスク管理アドバイザーの山下俊一氏、神谷研二氏、高村昇氏および文部科学大臣の高木義明氏らが、福島県内児童の被曝安全説を触れ回ってきたことに関して、

それを重大なる人道的犯罪にあたるものとして刑事告発。

さらに原子力安全委員会の委員長・斑目春樹氏、東京電力会長・勝俣恒久氏、前社長・清水正孝氏、前原子力安全委員長・鈴木篤之氏、原子力安全保安院長・寺坂信昭氏ら多数も、

未必の故意によって大事故を起こした責任者として、重大なる人道的犯罪と断定し、業務上過失致死傷罪にあたるものとして刑事告発した。

全文はこちら

 
 
河野太郎も「東京新聞」をブログで取り上げた
☆このブログでは3.11以降「東京新聞」からの引用記事が増えている。その理由ははっきりしている
 
目線がわたしら「くにたみ」の目線に近いと思うからだ。以下河野太郎のブログから。☆

今、東京新聞がおもしろい。特に特報面が凄い。

僕のまわりで東京新聞に替えたという人が、国会議員を含めて結構いる。

ブログに書いた道路保全技術センターの元理事長の退職金裁判も、被告も原告も判決の申し渡しにはいなかったけれど、東京新聞の特報部の記者はいた。

一時センターのひどさが話題になって、ずいぶんとマスコミが取材してくれたけれど、さすがにこの時期に退職金支払いの裁判を取材しているところは滅多にいない。

政治部の記者が、夜、議員会館で帰ってくる政治家をわっと取り囲み、話を聞いて、その後、各社の番記者がメモを読み合わせているのを見ると違和感を感じる。
 
それならば、通信社が一人いれば済む話だ。

全文はこちら
 
 
 
福島原発事故に関する重要なブログの紹介
 

☆いよいよ逼迫してきた福島の、東日本の、オール日本の日本人(特に子供たちの身体)の生命の安全を心配しているブログを紹介します。

チエルノイブリの事故以降、現地で住民の応援をしてきた人の見聞やデータからすると、現在の福島の状況は四の五の言っている場合ではないそうです。

◎3.11東日本大震災後の日本  こちら

◎これが現実  こちら

◎フクシマからの警告  こちら 

このサイトにある「歴史に刻め!6/29福島シンポジウム(Happy Island Network主催)」から一部引用・・

【福島県民は変わった!日本も変わることができる!】

中手聖一:あのね、みなさんね。いやあすげえな、福島の人って、と思ったかもしれないけど、実は福島の人ってこんなにしゃべらないんですよ。

田中優:(笑いながら)ええー、そうなんですか。

中手聖一:ましてね、こんなにシンポジウムみたいな会場から割り込む人なんてね、1000人いたって誰一人いなかったんですよ。

ここは関西じゃないんですよ(田中優:そうだよね)。ほんとにねえ、無口でだまあって聞く、そういう県民性だったんです。

でもね、この震災が起きてね、自分が守んなきゃ、誰も守ってくれないんだと思ったらね、もう立ち上がって自分から話し出すしかないんですよ。

でね、何が…、ごめんなさいね、何が言いたいかっていうと、きっとね、福島からね。さっき給食の話したけど、きっとこの日本もね、今回の震災、原発震災をきっかけに、

福島の人がこんだけ変わったように、きっと日本だって変われる可能性あると思ってるんですよ。

 さっき脱原発解散ってな、ね、話もありましたけど、実際の形がどういう形になるのか私には分かりませんが、今回の震災は本当につらい思いたっくさんありましたけど、

(声を詰まらせながら)でも…、あの…、いいこともたくさんありました。こんなに、あの、隣近所でね、ろくに、あの、んー、私何もしてないのに、

そんなあの、旅行に行ったってお土産も買ってこなかったような近所の人からですね、うちの井戸水のみに来な、とかねえ、(声を詰まらせて)本当にいいとこもいっぱい…。

 だからね、きっと、変わる力は…。今回の震災はね、私たちに与えてくれてんだよね。そう思ってる…。だから、それを本当に福島発で、全世界…、あ、全国、全世界にね、

どうやって今度つながっていくか、つなげていくかじゃないのかな、と思ってるんですよ。ちょっとあのう、自分の身の丈に合わないでかいこと言ってるかも分かんないけど、

ちょっと皆さん、フォローしてくださいよ(田中優:いやいや…)。

会場からの声:(不明、たぶん)そんなことないよ。立派だよ!

田中優:なあ、俺もそう思う…(会場大拍手)。いやあ、僕は何か今日さあ、今の話なんか聞いてて、けっこうジーンときちゃうっつうのもあるんだけど、

でも何かね、こういうことをさあ、今日ユーチュブ入れてるそうだけど、ほかの地域の人たちに聞いてほしいよなあ。

でさあ、みんなやっぱり、すっごい困ってるんだよね。困ってて、困ってて。

そのうえでさあ、そのうえでさあ、本当だったら言いたくもないようなことをきっちり言いながら進めてきた。

で、これだけ真剣に未来のために動かなければいけないって状況があって、それをやってることがさあ、たぶんほかの人にとってみたら、

すごい学びの機会になるんじゃないだろうか。ぜひこういうのを知らせてあげたいね。いまの言葉も知らせたいし、そしてまたこういうことがあったという場面も知らせたい。

てんつくマン:うーん。あのう、本当に、さっきもおっしゃったみたいに、やっぱりこう…、大きなものを変えようとしたら、

その、誰かに変えてくれというような発想を僕たちが持ってる限り、たぶん変わらないと思うんですよ。

なので、一人ひとりが、やっぱり、できることを、やっぱり、探していくことしかないと思うし、 

全文はこちら

いずれもムムリクさんから教示いただきました。サイトの「ムムリクのart日記」参照。

 
 
事実を知って子供を救おう
関東全域で健康被害広がる〜500件の異変報告から

一部引用・・

福島第一原発事故から4ヶ月。今、福島県や関東全域で、体調の異変を訴える人が増えている。
 
鼻血や下痢、倦怠感ー。OurPlanetTVに寄せられた550件の異変報告を集計すると、子どもに限らず幅広い年代で、普段は見られない症状が出ており、
 
放射能による影響が高いことが明らかとなった。
 
寄せられた様々な体の異変

今回集計したのは、6月18日から6月30日までに寄せられた550件を集計したもの。健康に不調を訴えている人は0歳から87歳までと幅広く、平均年齢は30.47歳だった。
 
寄せられた症状の上位を見ると、1位は喉の不調で172件と体調不良を感じた人の3割がこの症状を訴えていた。
 
また、2位の鼻血は106件で2割に上る。しかも、単なる鼻血ではなく、「夜中に鼻血が突然出て止まらない」「ここ何年も鼻血など出したことがなく、
 
ぶつけたわけでもないのに突然鼻血が出た」など、深刻な報告が少なくない。このほか、3位の下痢が97件、4位の倦怠感 が83件、5位の咳が61件。
 
以下、鼻の痛み・鼻水ー50件、頭痛 ー42件、目の腫れー39件と続く。

全文はこちら
 
 
ヒットラー総統の最後の言葉
「ソ連軍に包囲される前にベルリン市民を脱出させるべき」という進言を退けたヒトラーは、平然と「国民の自業自得(自己責任)」だとうそぶく。

(ドイツ)国民が地獄を味わうのは当然の義務。われわれを(選挙で合法的に)選んだのは国民なのだから、最後まで付き合ってもらうさ」

映画「ヒトラー最後の12日間」より。
 
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居酒屋E❝e❞の女将の川柳と俳句   「神戸新聞文芸」シリーズ16/全24回

2023年08月22日 | 居酒屋“e”の女将の俳句と川柳

○俳句三句    伊丹 公子 選

木枯らしに 浮世離れの鳩一羽     10年04月14日 入選 
       
少しだけ手を携えて 春を待つ       10年05月24日 入選  
       
花冷えに戸惑い戻る 親蜥蜴             10年06月14日 入選


居酒屋E❝e❞ の女将が「神戸新聞文芸」に投稿した句の中で入選し掲載された句です。

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【100歳の元特攻隊員】裏千家15代家元・千玄室さん 茶人が伝える“平和への思い” 終戦から78年【newsおかえり特集】

2023年08月22日 | SNS・既存メディアからの引用記事

【100歳の元特攻隊員】裏千家15代家元・千玄室さん 茶人が伝える“平和への思い” 終戦から78年【newsおかえり特集】

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08月21日に目に留まったSNS・メディアの記事

2023年08月22日 | SNS・既存メディアからの引用記事

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東日本大震災が起こった後、ブログ「阿智胡地亭の非日乗」が掲載したエントリーから          [ 2011年07月21日(火)のブログ ]

2023年08月22日 | 東日本大震災ブログ
2011年07月21日(木)
 南相馬市 大山弘一市議 世界へ英語字幕ビデオSOSを発信! 英語字幕ビデオ
土壌調査をやらずに「避難準備区域」解除や復興を語ることは、経済優先・人命軽視です。国の宝、子どもの将来について、まずは事実を明らかにして、
 
首相・県知事・市長の3人の首長が文字通り首をかけ、責任をもって安全宣言を出して、全ての責任を国が負うと約束してからでないと親として安心できません。
 
 
 
原発とテレビの危険な関係
原発とテレビの危険な関係を直視しなければならない

一部引用・・

(1)今回の原発事故の重大性、深刻さをテレビは伝えることができたか? メディア自身にとって「想定外」だったことはないか?
 
当初の「レベル4」という原子力安全・保安院発表に追随するような「発表ジャーナリズム」に疑義を呈することができていたか?

 (2)事故について解説する専門家、識者、学者の選定に「推進派」寄りのバイアスがなかったか? その一方で「反対派」「批判派」に対して
 
排除・忌避するようなバイアスがなかったかどうか?

 (3)原発からの距離によって描かれた同心円による区切り(原発から何キロ圏内)を設定してメディア取材の自主規制を行っていたことをどうみるか?
 
 さらに各メディアによって設けられた取材者の被ばく線量の基準は妥当だったかどうか? 一方で、線量計を持参して原発至近距離までの取材を試みた
 
フリーランンスの取材者をどのように評価するか?

 (4)「風評被害」の発生について、テレビはどんな役割を果たしたのか? パニックの発生を恐れるあまり、過剰に安全性を強調することがなかったか?
 
安全性を主張する際にその根拠にまで遡及して報じていたか?

 (5)「国策」化していた原子力発電推進について、テレビが果たしてきた役割を検証する自省的視点があったかどうか?
 
電力会社の隠蔽体質や情報コントロールについて批判する視点が担保されていたかどうか? 

 (6)テレビにおける過去の原子力報道の歴史を共有できていたか? 原発を扱うことをタブー視する空気にどこまで抗してきたかどうか?
 
スポンサーとしての電力会社を「相対化」する視点がしっかりと確保されていたかどうか?

 (7)テレビに限らず、企業メディアにおける科学部記者、専門記者の原子力発電に関する視点、立ち位置が批判的に検証されてきたことがあるか?
 
何よりもテレビにおいて、原発問題に関して専門記者が育成されてきたかどうか? 記者が推進側と「癒着」しているような構造はなかったかどうか?

 以上の整理は、まだ生硬なものだが、論をすすめる意味合いで構成した。重複も多々ある。

全文はこちら
 
 
 
東京新聞の記者が東京新聞を自省する

☆文中の中日新聞は東海地方の有力紙。東京新聞は中日新聞の資本系列下にある。☆

新聞は「安全神話」づくりの道ならし役ではなかったか
2011年6月10日

 バンドワゴン―。そんな言葉が頭をよぎった。

 選挙の投票行動や消費者の購買意識で「バンドワゴン効果」と言えば、勝ち馬に乗るとか、時流に遅れまいとするとか、そんな意味だろう。

 でも、今それを感じさせたのは、東日本大震災と福島第一原発の事故後のメディアのありようだ。

 大震災の発生後、地震学者の茂木清夫さん(81歳)を千葉県の自宅に訪ねた。茂木さんは地震予知連絡会の元会長で

マグニチュード8クラスの東海地震が迫る中部電力浜岡原発について、かねてから「極めて危険だ」と廃止を訴えてきた。

今回の政府要請で浜岡は運転停止となったが「ほかの原発も絶対安全とは絶対言えない」と、徹底的な見直しを求めている。

 私の関心は、浜岡原発自体の問題もさることながら、その危険性に声を上げる地震学者がなぜ少ないのか、にあった。

だが、話が進むにつれ、やはり私たちメディアこそいったい何をしていたのか、と思った。

 かつて茂木さんは、ある新聞で「論壇」の執筆陣の一人として長く原稿を任され、地震など災害や地球環境に関して幅広く問題を提起してきた。

 浜岡原発については2001年の配管破断(水素爆発)事故をきっかけに数回にわたって執筆。1969年に自らが東海地震の可能性を指摘し

やがて大規模地震対策特別措置法という法律もできて国家的に被害軽減に取り組む一方で、想定震源域の真ん中に原発を造り、

増設を重ねたことは「異常」だと批判した。その後、執筆は途絶えた。

 茂木さんは言う。「初めは『大いに書いてください』と言われていたが、新聞と企業(中部電力)の関係まで私は頭が回らなかったんだね。

新聞社の重役が家にやって来て『勘弁してください』と。私は『それでもマスコミか』と声を荒らげた。そういう新聞に書けるか、と執筆をやめた。

マスコミの本来あるべき姿ではない」

続きを読む..

 
 
文部省 意図的なサボタージュ?

☆官僚の『不作為の作為(やるべき人が何もしないこと、またはしなかったこと』を、犯罪にするには立証が難しい。

しかし日本中の役所で不作為の犯罪が起きているのでは?住民、国民の代表である議員さんたちのチエック能力も低いし、それを行使する気もなかった前政権。

こんなことが続いているようでは、福島原発事故の被曝者は救われない。☆

 原発賠償マニュアル 周知せず
7月19日 5時57分 NHKニュース

東京電力福島第一原子力発電所の事故では、被害を受けた人への賠償をいかに早く進めるかが課題となっていますが、

文部科学省が被害者の救済をスムーズに行うために「運用マニュアル」を作成しながら、自治体などにほとんど周知していなかったことが分かりました。

この運用マニュアルは、文部科学省が原発事故が起きた際に、被害者への賠償を速やかに進めるため、平成11年に起きた茨城県東海村の臨界事故を教訓におととし作りました。

甚大な事故が起きた場合、事業者だけでは、ばく大な数に上る損害賠償に十分対応できないことから、国や自治体の支援が重要だとして、

それぞれの役割や対応を具体的に定め、早期の支払いにつなげるのがねらいとなっていました。

 ところがこのマニュアルが原発のある県や電力会社に郵送されただけで、福島県内の各自治体や、農協などの関係団体には周知されず、

事故への対応に十分生かされていないことが分かりました。マニュアルでは、初動対応として、住民からの相談に応じる態勢を自治体が整えることや、

被害の申し出を受け付ける窓口の設置など、万一の際に、素早く対応するための方策が細かく定められていました。

 しかし、実際には対応は遅く、賠償の一部としての仮払いが始まったのは、事故から1か月以上がたった4月下旬で、しかも政府からの要請での実施でした。

事故のあと文部科学省は、県などにマニュアルの説明を行ったとしていますが、いまだに被害者の側に立った十分な対応が行われているとは言えません。

 これについて、文部科学省の板倉康洋次長は「東海村の事故と今回の対応はかなり違った部分があり、マニュアルどおりにならないところもある。

今回の事故も踏まえた取り組みを考えていきたい」と話しています。

☆この記事は文部科学省の責任者の固有名を明記している。最初の一歩だと思う。従来なら文科省は、という表現が多かった。☆

 
 
納得いくまで話し合いをしないのが問題

☆これはどなたのサイトで読んだかを記録することをうっかり忘れました。

「目的」と「手段」の会話が必要だということは本当だなあと、近頃 ますます思うようになりました。☆

『私は最近、高坂正堯さんの言説をよく引きます。彼は絶対平和論者、絶対中立論者を批判しているのですが、その主旨は次のようなものです。

「目的としては尊いが議論がない。

 絶対中立のために、アメリカ軍は日本から撤退すべきであるというけれども、そのとき過渡的には東アジアの軍事的緊張は高まらざるを得ない。

そういう議論がないのは問題で、手段の話をしたうえで、時間をかけて目的を達成していくか、目的自体を修正していくのか、そういうことをすべきで

、目的と手段の「対話」が必要だと言っている。」』

 
 
西日本の夏は節電なしでもOKの根拠
全原発停止でも供給に余力
「西日本は電力不足」のウソ

一部引用・・

 

結果として、原発が停止したまま8月を迎えても西日本で最大約1500万キロワットの余力があることがわかった。

北陸電力の97万キロワットから関電の311万キロワットまでいずれも余剰電力を持っていた。

 隠し玉として大きいのは長期停止中の火力発電所だ。西日本だけで計597万キロワットある。「復旧に数年はかかる」と電力会社は言うが、

じつはいざというときのために廃止せず、眠らせていたもの。その一部を立ち上げることは当然可能だ。東京電力や中部電力も今回、実際に立ち上げている。

全文はこちら

 
 
プラトニュウム・ウラン装荷見送り 高浜4号原発 福井新聞

関電の原発2基、定検で停止へ 高浜4号MOX装荷見送り
(2011年7月20日午後8時06分)福井新聞

県は20日、関西電力高浜原発4号機(加圧水型軽水炉、出力87万キロワット)が21日、大飯原発4号機(同、118万キロワット)は22日にそれぞれ原子炉停止に向けた作業を始め、

定期検査に入ると正式に連絡を受けた。16日には調整運転中だった大飯1号機(同、117・5万キロワット)がトラブルで予定外の停止をしており、

関電の原発11基のうち7基が止まったまま夏場の最大需要期を迎える。

 定検期間はともに4カ月間としているが、国が実施を打ち出したストレステスト(耐性評価)を受ける必要がある上、県は再起動を認めない姿勢を崩しておらず、運転再開時期は不透明だ。

 また、2011年度内にプルサーマル発電を始める計画だった高浜4号機は、今回の定検でプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料を装荷する予定だったが、

核燃料サイクル政策の見通しが不透明なままでの実施に野瀬豊高浜町長が難色を示していて、関電は装荷を見送る方針。

 県によると、燃料装荷は営業運転開始の1カ月ほど前に行うが、それまでに情勢が大きく変わる見通しはなく「現実的には厳しい」(岩永幹夫原子力安全対策課長)状況だ。

 2基の定検入りで205万キロワットの供給力が失われるが、関電は既に織り込み済み。一方、大飯1号機の停止は不測の事態で、8月の供給力は2931万キロワットに低下する。

昨年並みの猛暑を想定した最大電力3138万キロワットに対し、6・6%不足する計算だ。

 高浜4号機の第20回定検では、1次冷却水ポンプの監視装置を電源が切れた場合に警報が作動するよう改造。燃料集合体157体のうち97体(56体は新燃料集合体)を取り換える。

 大飯4号機の定検は14回目。応力腐食割れの予防対策としてタービンを交換。羽根の大型化などで出力を約4%向上させる。

中性子照射による原子炉容器の材料特性変化を把握するため、内部に置いた照射試験片を取り出す。燃料集合体193体のうち77体(60体は新燃料集合体)を取り換える。

 東京電力福島第1原発事故を受けた特別点検としては、両原発とも緊急炉心冷却装置(ECCS)や、緊急時に格納容器に水を降り注ぐスプレーリングの健全性を確認。使用済み燃料プールには水位監視カメラを設置する

 
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真夏の朝顔やテーブルヤシ、ユーカリは元気。

2023年08月21日 | 花・草・木・生き物

テーブルヤシは次々新しい葉を出します。

ユーカリも葉を揺らす

ムラサキ山芋の葉っぱのカーテンもステレオスペルマムも生き生きとしています。

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花火が空から降ってくる?〜諏訪湖花火大会を最前列席から鑑賞

2023年08月21日 | 諏訪便り

花火が空から降ってくる?〜諏訪湖花火大会を最前列席から鑑賞

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08月20日に目に留まったSNS・メディアの記事

2023年08月21日 | SNS・既存メディアからの引用記事

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東日本大震災が起こった後、ブログ「阿智胡地亭の非日乗」が掲載したエントリーから          [ 2011年07月20日(水)のブログ ]

2023年08月21日 | 東日本大震災ブログ
動かない日本社会

動かない日本社会――宮台真司×飯田哲也、エネルギー政策と日本人を語る

一部引用・・

「どうして、良いことをすれば儲かるという発想が、日本でこれほどまでに定着しないのか。

逆にどうして、『良いことなんだからやれ』『決まったんだからやれ』という(上からの)コマンド・アンド・コントロールの発想しかないのか」

 宮台教授は、この理由を「そもそも論が欠けている」と指摘する。教授によれば、ヨーロッパの思想の骨格には、最終目的からフィードバックして考える癖があるという。

それは、空気に巻き込まれて、制御が効かなくなることを避けるためで、何が目的かを常に意識しながら、議論に調整を加えて行くのだそうだ。

しかし、日本の役人や一部の企業の人々の議論は、アドホック(場当たり的)で、「そもそも」何が最終目的なのかが見えない。

誰だって生活があるし、家族もいる。しかし、木を見て森を見ずであれば、結局、社会が不幸になって家族も不幸になる。

最終的に良い社会にするために必要なのであれば、合理的なことはしなくてはならない」

中略

「今あることが無条件に善であり、前提であり、それを動かすものは敵であり、悪である」という考え方だ。

例えば、原発から自然エネルギーへと転換する事業を興そうとすると、「儲けるためだ」「利権だ」と批判する人がいるが、彼らは既存の「原発利権」を批判しない。

宮台教授は、「(日本人は)与えられたものの中での最適化は得意なんだけど、全体がどう変わるべきかという議論になると難しい。

ほかの物を変えないで、そこだけ変えたときにどう均衡点が動くのかという話じゃなくて、そもそも全体を変えるという発想が必要」

全文はこちら

 
 
茨城・千葉の海水浴場は予約が激減

時事通信社 2011年7月17日(日)14時51分配信

 茨城、千葉両県の海水浴客が激減している。福島第1原発事故の影響で、旅館などの宿泊予約は例年の1割程度。

関係者からは「倒産するしかない」と悲鳴が上がる一方、西日本では増加の兆しも。夏の海に「西高東低」の傾向が出ている。

 「原発からの汚染水放出が最大の原因だ」。例年、7月上旬には夏休み期間(7月15日〜8月末)中の予約が埋まる千葉県南房総市の老舗旅館。

今年は宿泊料を約4000円下げた。県などの海水検査でも放射性物質は検出されなかったが、今も9割は埋まらないままだ。

さらに値下げも検討しており、同旅館関係者は「経営はぎりぎり。このままでは倒産するしかない」とため息をついた。

 茨城県下で有数の海水浴場がある大洗町も「宿泊客は少なくとも半分以下になる」と深刻な見通しを示した。

 同町の民宿経営飯田功さん(67)らは首都圏の百貨店などで海の安全性や町の特産品をアピールしたが、客が戻る気配はない。

飯田さんは「予約はガラガラ。この先どうなるか全く見通しが立たない」と声を落とす。

 一方、JTBは夏休み期間中の海水浴客は全体では昨年より3.9%減るが、和歌山県など西日本では増えると予測する。

 同県白浜町の白浜温泉旅館協同組合によると、5〜6月の宿泊客は前年同期比で2〜3%伸びた。関東を避けた旅行者が流入したと考えられるという。 

 
 
福島の子どもたちに何が起きているか

福島第一原発事故から4ヶ月。今、福島県や関東全域で、体調の異変を訴える人が増えている。

鼻血や下痢、倦怠感ー。OurPlanetTVに寄せられた500件の異変報告を集計すると、子どもに限らず幅広い年代で、普段は見られない症状をでていることが明らかになった。

これらの原因は放射能なのかー。20年以上、チェルノブイリの子どもたちを支援してきたNPO法人「チェルノブイリのかけはし」代表の野呂美加さんお話を伺った。

引用元はこちら


   
 
 
石川県七尾市のお寺は発言する

☆原子力発電所の事故だけでなく、東日本の大災害に関するネット上の情報のやりとりに、仏教者のHPやブログが殆どヒットしない。

私の検索のワーデイングのせいかもしれないので、仏教の僧やお寺で発信しているサイトをご存知の方は教えてください。

石川県七尾市にある真宗大谷派 常福寺というお寺のサイトを知った。

最近のエントリーは:

■6/27福島県二本松市から 同朋の声を聞こう!
■7/15肥田舜太郎さん講演「内部被ばくがもたらすもの」
■7/17ECRRクリス・バスビー博士講演in早稲田
■7/18学習会「低線量内部被曝 徹底解明」
■福島キッズキャンプボランティア募集&募金
■こどものたべもの基金:福島県に食べ物の放射能測定器を送ろう!
■反原発のカリスマ 市民科学者 高木仁三郎
■食品の放射能測定についてメモ
■原発について考える会 長田浩昭講演会  in 秋田県
■SOEKS-01Mのベータ線遮蔽について:ガイガーカウンター情報 
■おすすめのガイガーカウンター

☆なぜ日本の仏教者は、このお寺のように、世のため人のため衆生のために動こうととしないのか、長い間の疑問だ。

そもそも、幕末まで日本のお寺や神社は坊さんや神主が個人所有するものではなく、村や地域の共有のスペースであり、施設であり、財産だった。

それは集会所であり、念仏の場であり、娯楽の場所であり、決め事の話し合いの場であり、ホームレスの宿であり、行き倒れの収容所だった。

明治政府が国家神道を確立するために、それまでの民衆の神仏混淆を止めさせ、廃仏毀釈をすすめたとき、それまでの秩序に大きな混乱が起こった。

仏教の寺が江戸幕府の統治行政の役割を末端でになったりして、(旅行手形の発行、寺請制度)お寺は宗教の拠点ではなくなっていった。

いま、少数ながら本来の仏教者のするべき役割は?と考えながら行動する“葬式仏教”の僧ではない僧が出てきている。

寺請制度:(Wikipedia)

具体的には、仏教の檀信徒であることの証明を寺院から請ける制度である。

寺請制度の確立によって民衆は、いずれかの寺院を菩提寺と定め、その檀家となる事を義務付けられた。

寺院では現在の戸籍に当たる宗門人別帳が作成され、旅行や住居の移動の際にはその証文(寺請証文)が必要とされた。

各戸には仏壇が置かれ、法要の際には僧侶を招くという慣習が定まり、寺院に一定の信徒と収入を保証される形となった。

一方、寺院の側からすれば、檀信徒に対して教導を実施する責務を負わされることとなり、仏教教団が幕府の統治体制の一翼を担うこととなった。

僧侶を通じた民衆管理が法制化され事実上幕府の出先機関の役所と化し、本来の宗教活動がおろそかとなり、また汚職の温床にもなった。

この事が明治維新時に過剰なまでの廃仏毀釈を招く事になるのである。

 
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5月に 街中で弓を引いている動画を掲載した都内の弓具店は 創業240年あまりの「小山弓具店」だった。                     

2023年08月20日 | SNS・既存メディアからの引用記事
伝統の先頭を進む スキー板もヒントに 創業240年余、「なぜ」を持ち続け 小山弓具<都の100年企業>   東京新聞 
2023年8月20日 06時00分
 
弓、矢などの弓道具を製造・販売する「小山弓具」(千代田区)の創業は江戸時代の1780年。
 
伝統的な竹弓作りとともに、グラスファイバーなどを使った商品も開発し、素材や技術の深化に挑んできた。
 
現会長の8代目、小山雅司さん(79)は「今までの常識が通用しないような時代にも、好奇心を大切にして前に進みたい」と語る。(石川修巳)
弓道の道具が並ぶ小山弓具本店=千代田区で

弓道の道具が並ぶ小山弓具本店=千代田区で

◆存続の危機が何度も

 弓好きだった初代の自作の弓が「よく飛ぶ」と評判になり、弓師として開業したのが同社の始まりという。
 
それから240年余。「存続の危機が何度かあった」と小山さんは言う。
 
 「明治維新の時には弓具を買う人がおらず、弓の材料だった籐でかごを編んだり、乳母車を作ったりして食いつないだ」。
 
ちょうど100年前の関東大震災では、先代が小刀と仕事道具を担いで火災から逃れた。戦後は武道禁止令で営業できず、本業から離れた時期もあったという。
弓作りについて話す小山雅司会長=千代田区で

弓作りについて話す小山雅司会長=千代田区で

 「『なぜ』という疑問を常に持つことが大事。すると困難に直面した時に、ふっとアイデアが出てくる。そんなことの連続で、今があるわけです」
 
 1971年に発表したグラスファイバー製の弓は、その代表例だ。きっかけは、男子高校生が夏休みにアルバイトでお金をため、ようやく手にした竹弓が1週間くらいで折れてしまったのだという。
 
「安心して使える弓があったらいいのに」とがっかりする姿を目の当たりにして、「新たな弓を作らなきゃだめだと決意した」と振り返る。
 
 高校スキー部だった小山さんは、スキー板に使われているグラスファイバーに着目。芯材とグラスファイバーのシートを貼り合わせて、竹弓よりも安価で丈夫にした。
 
初心者にも扱いやすい点が評価され、ヒット商品になったという。
グラスファイバー製の弓=千代田区で

グラスファイバー製の弓=千代田区で

◆深化絶やさず

 「これは和弓ではない」と反発する声もあったけれども、「戦国時代を含め、弓具は常に矢を飛ばす性能を追い続けてきた。
 
グラス弓もそう。素材や技術を工夫し、今も深化を続けている」と小山さん。同社が目指すのは「伝統の先頭を進む弓具づくり」だ。
 
 海外にも弓道の愛好者らが増え、同社には「ネット販売の外国語版を作って」との要望が届く。
 
こうした裾野の広がりに期待する一方、職人の技術をどう伝承していくかが今後の経営課題になるとみている。
 
 小山さんは言う。「次の時代にどんな道具がふさわしいか、探求し続けたい。それが次の100年につながると思っています」
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神田の街中で弓を引く人を見た! 2023年5月15日掲載 

稲庭うどんの店を出て秋葉原駅に向かう途中に長い歴史のある弓具店のビルがあるはずと覚えていたがやはりまだあった。

 昭和50年に大阪から転勤で 神田美土代町にあった会社に勤務しだしてすぐに存在に気が付いた店だ。

店の階段の途中で「巻き藁」に向かってではあるが、弓を引いている人までいるのを見た。

学生時代弓道二段という免状をもらったのが今も嬉しい記憶で残っており、弓矢という文字が目に入るとどこでもすぐ反応する自分が面白い。

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日本武道館に「第2回 都道府県対抗弓道大会」を見に行く    その1  2018年11月25日掲載

ときどき弓を引く人をみたくなる。神戸にいた時は労災病院の帰りに王子弓道場で弓をひく姿を見ることが出来たが、東京では住まいの近辺に弓道場はない。

尊敬する「井上ひさし」さんが卒業した大学の弓道部師範を友人がしているので、メールでどこか試合を見ることが出来る機会と場所を教えてほしいと問い合わせた。

返事をすぐもらった。大学はいまリーグ戦の最中だが一般人が学生の試合を見るのは難しい。11月24日に日本武道館で都道府県弓道大会がありますよと教えてもらった。

日本武道館ならまだ行ったことがないのでいいチャンスだと思いでかけた。

北の丸公園の中に入るのも初めてだ。



館内は誰でも入館できたが人は選手と関係者だけで、いい緊張感が流れていた。都道府県対抗での大会はまだ2回目というのに少し驚いた。

ああこういう姿を観たかったんだと思った。矢音も聞こえるような気がするが定かではない。的を射抜いた時の乾いたズんという音が気持ちがいい。

 これは弓を引いたことがある人間には嬉しい音色だ。射場は4面拵えてあるから、同じ時間帯に4チームが立つ。

ほんの短い時間だが、的を外した土の鈍い音と射抜いた和紙の乾いた音が切れ目なく、ほぼ同時に館内に響くのは、まるで不思議な曲の調べを聴いているようだった。


私が見ているときは女子選手は誰も的を外さなかった。








予選試合は13中どうしの同中競射が3回くりかえされた。弓道にも技と長期戦に耐える体力が必要だ。

さすが選ばれた社会人主体の選手の皆さんは 射形が揃って美しい。見た目に[剛さ]が出てしまう大学弓道とは違いがあるような気がした。

 皆さんの弓を引く姿をみて、ああ自分は学生時代に「臍下丹田」ということが出来ていなかったなあと突然思った。

弓を引いてきた人、武道の心得のある人には共通のものがあるような気がする。それは「気がせかない」ということだ。

間というものがあって、機が熟すまであせらないというようなことかも知れない。

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08月19日に目に留まったSNS・メディアの記事

2023年08月20日 | SNS・既存メディアからの引用記事

いずれも画像をクリックすると本文全文に飛びます。

 

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東日本大震災が起こった後、ブログ「阿智胡地亭の非日乗」が掲載したエントリーから          [ 2011年07月19日(火)のブログ ]

2023年08月20日 | 東日本大震災ブログ
2011年07月19日(火)
 
テレビドラマ「阿修羅のごとく」三部作の再放送を楽しんだ
☆昭和54年に放送された向田邦子原作のドラマ。この日曜・月曜の深夜に3本が再放送された。製作に時間をじっくりかけた濃密な内容の男と女と夫婦のドラマ。
 
CMがないせいもあり、映画の秀作と同じように楽しんだ。今はオン・デマンドでいつでも見られるらしい。

そして三本共にこの[ジェディン・デデン(先祖も祖父も)]と言う曲が終始バックに使われた。このドラマを見て以来この曲が好きになった。
Ceddin Deden - Topkapı Sarayı Mehteran Geliyor - Mehter in Topkapi Palace
 
この曲が入ったCDを長年探した話はこちら
 

昭和54年と言えば、月に一回は海外出張で家を空け、日本にいるときは毎晩終電近くまで飲むか麻雀をして、

南柏の会社のアパートには日付が変わってから帰っていたあの頃を思い出す。どこか合わない仕事だったか、無理をして背伸びをしていたのだろう。   

 
 
ビデオニュース・ドットコムのエントリーは切れ味がよくて見逃せない
最近のエントリーの中から、

•これで検察は生まれ変われるか

•誰のための地デジ化なのか

•福島報告仮設住宅への入居が進まない理由

•なぜ政治家に純粋な動機を求めるのか

•現行基準のまま原発を再稼働していいのか

サイトはこちら

サイトの右欄にカテゴリー別にエントリーが掲示されています。
それをクリックしてください。
 
 
内田樹の三冊目の韓国語翻訳書 序文の日本語訳

若者よマルクスを読もう・韓国語版序文

一部引用・・

若い人たちがマルクスを読む習慣を失ったことには、さまざまな歴史的理由がありますので、それはそれで仕方がないだろうと私も思います。

なにしろ、青年たちがマルクスに関心をなくした最大の理由は経済成長の成功によって、日本が豊かになったことだからです。

私たちのまわりからは「ただちにラディカルに改革しなければならないような非人間的収奪」を目にする機会が激減しました。

マルクス主義へ人を向かわせる最大の動機は「貧しい人たち、飢えている人たち、収奪されている人たち、社会的不正に耐えている人たち」に対する私たち自身の「疚しさ」です。

苦しんでいる人たちがいるのに、自分はこんなに「楽な思い」をしているという不公平についての罪の意識が「公正な社会が実現されねばならない」というつよい使命感を醸成します。

でも、そういう「疚しさ」の対象は、1970年代中頃を最後に、私たちの視野から消えてしまいました。

最後に日本人に「疚しさ」を感じさせたのは、ベトナム戦争のときにナパームで焼かれていたベトナムの農民たちでした。

私たちはそれをニュースの映像で見て、ベトナム戦争の後方支援基地として彼らの虐殺に間接的に加担し、戦争特需を享受している日本人であることを恥じたのです。

全文はこちら

 
神戸から7人が優勝チームに  なでしこジャパン


「神戸の7人すごかった」 INAC神戸の選手ら
(2011/07/19 06:30 神戸新聞 

 歴史に残る激闘を戦い抜き、女子ワールドカップ(W杯)で初優勝を果たした「なでしこジャパン」。

キャプテンの沢穂希選手(32)、ゴールキーパー海堀あゆみ選手(24)ら、代表7人が所属するINAC神戸レオネッサの選手たちは、「信じられない。

すごい」とチームメートの快挙に歓喜し、感動に包まれた。


 18日未明、INAC神戸の選手やスタッフ約20人は、神戸市中央区のスポーツバーに集まり、一般サポーターとともに声援を送った。

 前半は米国の猛攻を耐えしのぐ展開。南山千明選手(25)は「無失点で良かった」と息をついた。延長終了間際、沢選手が同点ボレーを決めると、

選手たちは両手を突き上げて喜びを爆発させた。

 2‐2からのPK戦では、海堀選手が好セーブを連発するなどで日本の優勝が決まり、店内の盛り上がりは最高潮に達した。「やってくれると確信していた」と鈴木洋平GKコーチ(27)。

海堀選手と神戸市内のマンションで一緒に暮らす甲斐潤子選手(27)は「別の世界にいるみたい。悩んでいた時期もあったけど、どんどん成長していった。

帰ってきたらおいしいものでも食べに行こう」と、ねぎらった。

 2度先行される劣勢を粘り強くはね返した劇的な試合展開に、星川敬監督(35)は「どんな状況でもあきらめなかったことが勝因」と分析。

中学生時代から知り合いという沢選手には「優勝すると言ってきたことをやり遂げる『有言実行』なところが沢らしい」とたたえていた。(山本哲志)

 
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新宿駅新南口のサザンタワーあたりには盛夏の熱風が吹いていた。  夏の散歩会はいつもの「響」で昼飯会。

2023年08月19日 | 東京あちこち

ひさしぶりのアングルで都庁が見えた。☝

二か月ぶりに会った5人のメンバーはみな変わらず健啖ぶりを発揮し飲んで食べて そしてよく喋った。

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08月18日に目に留まったSNS・メディアの記事

2023年08月19日 | SNS・既存メディアからの引用記事

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