この前の日曜日(12月16日)、松本市(長野県の中部です)内を散策してきました。松本駅からぶらぶらとまず、中古レコード・CD店「ほんやらどお」へ寄り、古書店兼中古レコード店「アガタ」へ。そこで、30~40分くらい話などをして過ごしました。店長はこの頃SPレコードに凝っていて、スタン・ゲッツの「Dear Old Stockholm」を78回転プレイヤーでかけてくれました。新鮮なゲッツのテナー・サックスの音は最高に暖かでした。
STAN GETZ (スタン・ゲッツ)
THE SOUND (ROOST 1951年録音)
スタン・ゲッツの作品の中でも、世評高いアルバムです。中でも「Dear Old Stockholm」(懐かしのストックホルム)はベンクト・ハルベルグ(Bengt Harllberg)(p)のイントロから、ゲッツのテーマ、アドリブと聴き惚れてしまいます。香気漂うといえばいいんでしょうか。この演奏を聴くたびにそんな言葉を思い出します。SPで聴かしてもらった音の輪郭も残っていて、改めてそんな感想を抱きました。
1951年のストックホルムで録音された6曲は、「I Only Have Eyes Fof You」、「I'm Getting Sentimental Over You」、「Prelude to a Kiss」などすべて素晴らしくてLPのB面はよく聞きました。私のもっているのは、日本コロムビアから発売された国内盤のLPです。
レコード店を回ったあとは、喫茶店です。松本市立美術館の手前に、「珈琲とあんてっく モンク」があります。小さな音ですがジャズがかかっています。珈琲を飲んで、すぐそばのクラシックCD専門店「クレモナ」にも顔を出して、松本駅に向かって歩き出しました。
喫茶店「モンク」については、ホームページに掲載したので、覗いてみてください。
http://www6.ocn.ne.jp/~jazzvo/MonkKissatenMtumoto.html