昨夜、友達2人と軽く飲んでいるうちに旅行の話になり、「カニを食べに札幌へ」、「フグなら博多か」など大いに盛り上がり、3人で「たびくらぶ」を結成しました。とりあえず毎月3千円ずつ積み立てることにし、本日銀行口座を開設して入金してきました。旅に関連する歌は、「Sentimental Journey」などありますが、アメリカのご当地ソング集です。
SUSAN BARRETT (スーザン・バレット)
A LITTLE TRAVELIN' MUSIC (Capitol 1960年ころ録音)
スーザン・バレットが歌でアメリカ各地を案内してくれるというコンセプトアルバムです。彼女は、19歳の時にオーディションを受けキャピトルで「Mixed Emotions」を録音(1959年)し、第2作がこの作品です。ロスアンゼルスのクラブ「ココナツ・グローブ」をはじめ各地のナイトクラブに出演をしていますが音楽界からは消えてしまいました。66年にもRCAにLPを残しています。
編曲は、映画音楽(ハスラー、12人の怒れる男など)でも有名なKenyon Hopkins(ケニヨン・ホプキンス)です。アコーディオンも入ったバンドにコーラスも加えた明るく非常に軽快な伴奏です。スーザンの歌の方は、リズムに乗って伸び伸びと声を張り上げることが得意のようですが、スロー・テンポのものも悪くないと思います。
曲目は、全米ご当地ソング集でポップス系です。「Moonlight in Vermont」(バーモントの月)、「Manhattan」、「Pennsylvania Polka」、「Georgia on My MInd」、「Moon Over Miami」、「California Here I Come」といったおなじみの歌が収録されています。
また、下記の本「歌で知るアメリカ」(東理夫、神崎浩著 音楽の友社ON BOOKS)が、アメリカご当地ソング(ポップス全般)の参考になります。スーザン盤に収録されているもので、この本で触れられているのは「Georgia on My Mind」、「Carolina in The Morning」そして「Moonlight in Vermont」でした。古い本ですが、パラパラと一読するもの面白いです。