安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

ANN BURTON (アン・バートン) 「Am I Blue」

2007-12-04 22:24:06 | ヴォーカル(A~D)

寒気がして風邪にかかったような気がするので、暖かくして早く寝ることにします。音楽についてもNIGHT CAP(寝酒)ではありませんが、就寝前に気分が落ち着くようなものにしてみます。寝入ってターンテーブルが回り続けても困るので、CDです。

ANN BURTON (アン・バートン)
Am I Blue (Keystone 1981年録音)

CD(西ドイツ製)                  LP(keystone オリジナル)

Amibluecd             Amibluelp    

日本でもファンが多いオランダのシンガー、アン・バートンの作品です。バラード歌手のイメージが強く、アルバムでは「ブルー・バートン」、「バラッズ・アンド・バートン」がよく知られています。西ドイツ製のこのCDはジャケットが全く異なります。

その容姿に似合うようなちょっとか細い声で切々と歌っています。伴奏は、Rob van Kreeveld(p)、John Clayton (b)、Kim Plainfield (ds)、Bobby Malach (ts)というメンバーです。ピアノは美しいですが、テナーは自己主張しすぎでいま一つ。

表題曲の「Am I Blue」はベースだけをバックに語りかけるように歌われます。アレック・ワイルダーの名作「I'll be Around」は深い余韻が漂い、声、ピアノともきれいで、本アルバムのハイライト。ちょっと古風な曲「On The Sentimental Side 」はリズムも面白く変化があります。「Did I Remember」もよかった。

体調がすぐれない体に染み渡るような歌声でした。回復したら、アン・バートンのアルバムをまとめて聴いてみたいと思っています。