先日札幌に滞在したときに、はじめてジャズ喫茶「Rondo(ロンド)」に行きました。所在地は、地下鉄琴似駅の近くなので、地下鉄の大通駅から東西線を使いました。ロンドは、1959年オープンの歴史のあるお店で、現在地では1979年から営業されているということです。
1階にケンタッキー・フライドチキンがあるビルの地下にお店はあります。外観はレンガ調の壁でいいムードです。入り口を開けると大きなスピーカーが目立ちますが、お店はそう広くなく、親密な感じのちょうどいい距離感を保てるくらいの大きさです。
午後5時からの営業なので、ジャズ喫茶というよりもジャズバーと行ったほうがしっくりくるかもしれません。しかし、音量は結構あって、ジャズを十分に楽しむことができます。常連の方が多いのか、後で続けて入ってきた女性二人はそれぞれカウンターに座りました。
かけているのはCDで、LPもおいてありますが、普段は使っていないようです。僕がいる間にかかったのは、マイク・ノックとAri AmbroseというミュージシャンのCDで、ノックのほうはともかく、Ari Ambroseは全く知らない人で、少しマニアックなものもかかるようです。歴史のあるジャズ喫茶らしくて好感が持てます。
珈琲をいただきましたが、目の前でミルで豆を挽いてから丁寧に淹れてくれました。アップライトピアノが置いてありましたが、現在はライブはやっていないそうです。マスター(2代目だそうです)はもの静かなかたで、お店の雰囲気とあわせ一人で静かに音楽を楽しむのにふさわしいジャズ喫茶(ジャズバー)です。
【RONDO(ロンド)】
住所:札幌市西区琴似1条5丁目細川ビルB1
電話:011-621-5611
営業:午後5時から午前0時 定休日:日曜日、祝日
ホームページ:rondo