熊が冬眠に入る頃なので、里山(低山)へ出かけることにし、まずは、駒ケ岳など中央アルプスの景色を観ようと、12月10日(土)に池山(いけやま、標高1,774m))へ登りました。駒ケ根高原スキー場の駐車場から登ったのですが、鷹打場までは空木岳と同じルートでした。ハイキングに格好の池山ですが、季節のせいか、誰にも会わない静かな山歩きが楽しめました。
途中から積雪があり、池山山頂は20~30cmくらい積もっていました。遅いスタートでしたが、天候に恵まれ、中央と南の両アルプスが比較的きれいに展望できました。歩行時間は、上り1時間57分、下り2時間21分で計4時間18分でした。下りで、野生動物観察棟や籠ケ沢の岩窟によったので、20分くらい余計に時間がかかっています。
(行 程)
(登山口まで) 長野市7:50~駒ケ根高原スキー場駐車場9:45 (長野インター、駒ケ根インター経由、途中コンビニで買い物)
(登 山)
スキー場登山口9:58~林道との交差(1度目)10:24~林道との交差(2度目)10:31~林道終点(駐車場)10:50ー10:54~鷹打場11:15~山頂11:59ー12:08(眺望タイム)
山頂12:09~避難小屋分岐12:21~鷹打場12:55ー13:05(野生動物観察棟往復)~がんくつ往復13:11ー13:21~林道終点(駐車場)13:35ー13:48(おやつ休憩)~スキー場登山口14:43
(立ち寄り場所) こまくさの湯(温泉、食事)
【スキー場登山口~林道終点(駐車場)~鷹打場~山頂】
駐車場が段々に設けられています。その横を通って奥の登山口に向かいます。この右手がスキー場です。
スキー場駐車場からの空木岳、池山登山口。標高940m地点です。クマ出没注意の看板があったので、念のため鈴を取り出しました。
落ち葉がつもっているふかふかの道を行きます。
遊歩道が設けられていて、その交点です。
岩があるようになりますが、おおむね等高線に沿った優しい道です。
ところどころ階段も整備されていますが、少し急なところもあるので、帰路は注意しました。
池山林道との1回目の交点。
林道を横切り、少し急なところを上っていきます。
林道との2回目の交点です。
林道を横切り、池山・空木岳登山道の表示通りに進みます。
尾根道を進みます。
三本木地蔵。この右手に、空木岳での遭難を悼んだ碑が3つありました。
池山林道終点の標識。標高1365m。林道に出ますが、まだ右に少し歩かないと駐車場には着きません。
林道の終点にある駐車場。林道は冬季閉鎖されているので、駐車している車はありません。
駐車場の横に設けられた東屋。
この地点からも、南アルプスが見えました。左から仙丈ケ岳、北岳、間ノ岳。写真を何枚か撮りましたが、山頂などからの写真があるので、ここではこの一枚だけ掲げます。
駐車場奥に登山口があります。
しばらくは穏やかな道が続きます。
場所によっては、雪が結構積もっていました。
左に行くと、籠ヶ沢(こもりがさわ)の岩窟。帰りに寄ってみることにして、上り続けます。ここから右に曲がっていきます。
青空なので、気持ちのよい景色が続きます。
鷹打場の標識。十字路に標柱が設置されています。
急登りと標識にはありましたが、池山山頂目指してまっすぐ(写真では右の道)を上ることにしました。左へは遊歩道(空木岳、池山方面)の表示があり、そちらからも池山には上ることができます。下山時に回ることにしました。
笹が刈ってあり、よく整備されています。ひとつだけ足跡がありました。
いったん下がって、上る場所です。雪があってやや歩きにくいですが、危ないところはありません。
右に左に巻きながら行きます。
平らになってきてそろそろ山頂でしょうか。尾根道です。
山頂に到着。南アルプスが見えています。
(中央アルプス展望)
木曽駒ケ岳方面。
宝剣岳と千畳敷カール。真ん中あたりに千畳敷ホテル(ロープウェイ終点)が見えます。ロープウェイは通年運行です。
宝剣岳(2931m)
伊那前岳と木曽駒ケ岳(2956m)。
山頂から左手に見える檜尾岳方面。空木岳や南駒ケ岳はずっと左の方になり、池山からは見えないようです。
木がかぶっていますが、右側のピークが檜尾岳(ヒノキオダケ、2728m)だと思います。
(2)へ続く。(2)では、池山山頂からの南アルプスの眺めと下山の様子を記します。