小島のり子(fl)のライブが、安曇野市いさつ歯科医院で行われたので、行ってきました。3年ほど前に飯田市で聴いているので、今回は2回目です。彼女は日本酒が好きで、日本酒にインスピレーションを得た曲をたくさん作っていて、それらの曲の演奏も多いですが、スタンダードもやってくれるので、長野市から出かけたものです。
(メンバー)
小島のり子 (フルート)
田口悌治(ギター)
渋谷盛良(ベース)
小泉高之(ドラムス)
つの犬(角田健)(ドラムス、1曲に飛び入り)
演奏曲目は次のとおり。
(第1セット)
Blues in The Sky (小島のり子 日本酒のうらがすみの曲だそうです)
Sweet love Of Mine (ウディ・ショウ)
Ruby My Dear (セロニアス・モンク)
Stablemates (ベニー・ゴルソン)
Smile (チャーリー・チャップリン)
(第2セット)
Love Theme from Spartacus~きよしこの夜 (アレックス・ノース)
パッチ・ワーク・Blues (小島のり子)
Sound of Silence (ポール・サイモン)
Looking Up To The Sky (小島のり子 初雪盃(はつゆきはい)純米吟醸、生原酒からイメージ)
(アンコール)
Evidence (セロニアス・モンク)
演奏、選曲、さらに、小島さんのMC(曲目紹介)も面白く、ライブの実績を重ねているミュージシャンらしいライブでした。ウディ・ショウの「Sweet Love of Mine」をやってくれ、スタッカートなどを用いたフルートのソロがアグレッシヴでかっこよかったです。この曲を聴けただけでも、出かけた甲斐がありました。
ゴルソン作「Stablemates」やモンク作「Ruby My Dear」などの説明では、「不思議な曲が好きだ」と言っていました。そういった曲には、探求心を刺激されたり、お客様の反応もいい場合があるとのことでした。「Smile」はファンクに編曲され、「Sound of Silence」は、アルトフルートにより幻想的な演奏でした。
サイドメンは、3人とも売れっ子のようです。田口悌治さんのギターは、グルーヴィーで力強さがあり、ロックの感じも少し入るなど幅も広くて、「Sweet Love of Mine」などで惚れ惚れとするソロをとっていました。またどこかで聴いてみたいギタリストです。
「パッチ・ワーク・ブルース」では、ドラムスのつの犬(角田健)さんが飛び入りし、小泉さんに代わりプレイをしました。角田さんは、この5月から安曇野市穂高有明に移住されたようですが、横浜や東京を拠点に演奏活動をしている方なので驚きました。
僕は車なので飲まなかったのですが、日本酒の提供があったり、プロドラマーの飛び入りがあったりと、和気藹々としたライブでした。
【小島のり子ホームページ】