鞄の中からデニーズのクーポン券が出てきました。かなり前にもらったものですが、すっかり忘れていました。せっかくなので、それをもって近くのデニーズへ行ってきました。甘いもの大好きな僕ですが、ジューシーな苺の甘酸っぱい味がアイスクリームと調和して美味しくいただきました。ファミレスのデザートも侮れません。調和したハーモニーを使うピアニスト。
JAMES WILLIAMS (ジェームス・ウィリアムス)
I REMEMBER CLIFFORD (DIW 1990年録音)
ジェームス・ウィリアムス(1951~2004年)は、アート・ブレイキーのジャズ・メッセンジャーズへの参加によって、若手ピアニストとして注目されたのを記憶しています。これは、「リチャード・デイヴィス・カルテット・フューチャーリング・クリフォード・ジョーダン」の一員として来日した際に東京で録音されたものです。ウィリアムスのプレイは、細かいパッセージが多いせいか、ブルージーさはそう感じませんが、スピードに乗った切れのよいものです。
メンバーは、ジェームス・ウィリアムス(p)、リチャード・デイヴィス(b)、ロニー・バラ―ジュ(ds)。リチャード・デイヴィスのベースはもちろんですが、全く知らなかったロニー・バラ―ジュというドラマーも、重量級で、1990年としては、硬派なピアノトリオかもしれません。
曲は、ほとんどジャズオリジナルです。セシル・ブリッジウォーター作「As I Live and Breathe」、ベニー・ゴルソン作「I Remember Clifford」、デューク・エリントン作「Take The Coltrane」、フランク・フォスター作「Simone」、ジェームス・ウィリアムス作「Focus」、フィニアス・ニューボーン Jr作「Shelly」、スタンダードの「Sweet and Lovely」の全7曲。ほとんど地味な曲ばかりですが、この選曲で制作を行った当時の「DIW」の良心を感じます。
ジェームス・ウィリアムス(p)は、テクニックを屈指して音数の多い流れるような演奏を繰り広げていて、うねるようなピアノトリオの迫力ある演奏が楽しめます。バラードの「I Remember Clifford」では、ウィリアムス(p)は感傷を誘うというよりも、繊細で少しドライ気味に弾いていて、フレッシュです。リチャード・デイヴィス(b)の出番も多く、アップテンポの「Take The Coltrane」やバラードの「Simone」でソロをとっています。スタンダードの「Sweet and Lovely」でもウィリアムスは爽やかに演奏していて、新しさがうかがえます。
【デニーズのクーポン券活用】
出てきたクーポン券。期間内ぎりぎりでしたので、さっそく使いました。
イチゴのガレット。春はイチゴのデザートが定番でしょうか。
ドリンクセット100円オフにつられたわけではありませんが、ビーフシチューとパン、コーヒーも注文。デニーズのこのパンは結構美味しいと思います。