近所の「ゆずのき歯科クリニック」で、約1年半ぶりの検診を行いました。問題となる箇所がなかったので、歯のクリーニングをして終了。奥歯など治療をしてあり、ブリッジもありますが、いまある歯は残していきたいものです。歯医者さんは、たくさんあって競争もあるせいなのか、こちらの「ゆずのき歯科」とか、「スマイル歯科」とか、印象に残りそうな名称の歯科医院も最近目にします。「ART & SOUL」という興味深い名称のアルバム。
RENEE ROSNES (リニー・ロスネス)
ART & SOUL (BLUE NOTE 1999年録音)
リニー・ロスネス(1962~、p)の演奏は、富士通コンコードジャズフェスで一度だけ聴いたことがありますが、その際の印象は随分とテクニックに優れたピアニストだというものでしたが、このアルバムを聴くと抒情性も持ち合わせ、現代音楽からの影響もうかがわせるスケールの大きなピアニストだと感じます。
メンバーは、リニー・ロスネス(p)、スコット・コリー(b)、ビリー・ドラモンド(ds)。ゲストとしてそれぞれ2曲に、ダイアン・リーヴス(vo)、リチャード・ボナ(per)が加わります。リニー・ロスネスのホームページをみると、ニューヨークのヴィレッジ・ヴァンガードに自己のトリオで出演したり、ロン・カーター・グループの一員としてバードランドに登場するなど、現在、第一線で活躍を続けています。
曲はバラエティに富んでいます。オーネット・コールマン作「Blues Connotation」、ビートルズの「With A Little Help From My Friends」、ゴードン・ジェンキンス作「Goodbye」、ウェイン・ショーター作「Ancient Footprints」(「Footprints」に歌詞をつけてダイアン・リーヴスが歌っています)、デューク・エリントン作「Fleurette Africaine」、ロスネスの自作「Romp」、スタンダードの「Lazy Afternoon」、ロスネスの自作「Little Spirit」、エグベルト・ジスモンティ作「Sanfona」、ベラ・バルトーク作「Children's Song No.1」、スタンダードの「So In Love」の11曲。ビートルズやバルトークの曲が入っていますが、選曲は全てロスネスの意向にそったものです。
リニ―・ロスネス(p)のサウンドが美しく、スローテンポの曲を中心として豊かな抒情が感じられる作品です。ダイアン・リーヴス(vo)が歌で参加した「Ancient Footprints」や「Lazy Afternoon」では、音の広がりやグルーヴィーさが出ています。ギミックなところのある曲想の「Blues Connotation」、しっとりとしたバラードの「Goodbye」も印象に残ります。早い曲では音数が多く、若干うるさく感じるところもありますが、全体に優れたアルバムです。
【リニー・ロスネスのホームページ】
【ゆずのき歯科クリニック】
看板と入り口。
歩道に沿って建物が建てられています。
これが多分「ゆずの木」だと思います。
道路側に様々な樹木が植えられていて目を楽しませてくれます。