雑誌「日経おとなのOFF」10月号の特集が『「歩く」の大正解』という面白そうなものだったので、買って読んでみました。見出しには、高血圧や糖尿病、脂質異常症など現代病予防につながるウォーキングは、『1日8000歩うち20分速歩きが新常識」」とあります。現代病予防と減量のために、現在、短い通勤だけになっている歩く時間を増やそうと考え始めました。ウォーキング・ベースが効いていそうなアルバムを聴いてみます。
CAL COLLINS (カル・コリンズ)
INTERPLAY (Concord 1980年録音)
カル・コリンズ(1933~2001年、g)は、日本における知名度はそう高くないかもしれませんが、1970年代、80年代にコンコードレーベルにいくつか快作を残しています。キャリアの初めには、ブルーグラスのミュージシャンとして活動しているので、プレイには、カントリー音楽の味わいもあります。
メンバーは、カル・コリンズ(g)、ハーブ・エリス(g)、レイ・ブラウン(b)、ジェイク・ハナ(ds)。コリンズとエリスの2ギターによる演奏ですが、二人ともチャーリー・クリスチャンの影響を受けているので、絡み合う部分など、どちらが弾いているか判然としないところがあります。コンコードジャズフェスにおけるライブ録音です。
曲は、「Besame Mucho」(べサメ・ムーチョ)、「I'll Be Seeing You」、「People Will Say We're In Love」、「That's Your Head」、「Tricia's Fantasy」、「I Got It Bad And That Ain't Good」、「Limehouse Blues」というスタンダードに、カル・コリンズの自作「That's Your Head」とSteve Negriという人の書いた「Tricia's Fantasy」で、全7曲。注目は「Besame Mucho」でしょうか。
穏やかなサウンドで、スイングする4人のプレイがたいへん魅力的なアルバム。ハイライトは、最初の「Besame Mucho」で、ギターの二人のアンサンブルが新鮮で、レイ・ブラウン(b)のソロにもうっとり。「I'll Bee Seeing You」では、ストレートにメロディを弾くカル・コリンズの音色の美しさが際立っています。「People Will Say We're In Love」は、かなり早いテンポで、コリンズ、エリスの名人芸が聴けます。キャノンボール・アダレイ(as)のアルバム「In Chicago」(Mercury)の演奏で好きになった「Limehouse Blues」の収録も嬉しいところ。
【日経おとなのOFF 2017年10月号】
歩き方もいろいろあって、参考になります。
山道の基本手的な歩き方とお薦めの低山の紹介もあって、面白い記事です。
景勝地など歩いてみたい場所が紹介されていて、参考になります。行ってみたいところがいくつかあります。
鳥海山や五箇山など、機会があれば訪れてみたいものです。