長野市の自宅の比較的近くにある日本画専門の「水野美術館」で、『色の美術館』という面白そうな展覧会をやっていたので寄ってみました。収蔵品の中からですが、紅白、金銀、赤、青といった色ごとに選ばれた絵が展示されていました。内容は、山や海、空といった風景や人物まで様々です。
展示作品は、横山大観、河合玉堂、菱田春草、西郷孤月、高山辰雄などのものです。僕が最も気にいったのは、杉山寧の鳴門海峡の渦巻きを描いた青色を基調とした「汐」です。前田青邨の「紅白梅」や平松礼二の「雨後の花」にも見入ってしまいました。散策のコースに気軽に立ち寄れる美術館があるというのはありがたいです。
【水野美術館の庭など】
ロビー。ガラスの向こうはレストランになっています。レストランだけを利用する人も多いようです。
鯉がゆったりと泳いでいました。