碌山美術館は、彫刻家の荻原守衛(碌山)の作品と資料を永久に保存し、一般に公開するために1958年に開館した施設です。碌山の生地である穂高に建設され、碌山の作品ばかりでなく、関係の深い芸術家の作品をあわせて蒐集保存している、安曇野を代表する美術館です。
今回、10年ぶりくらいに訪れたのですが、碌山が残した絵画にも素晴らしいものがあり、デッサンはうまいのは当然として、絵(油彩)も趣のあるものがあって、彫刻作品とともに見入りました。他にも、高村光太郎や戸張孤雁、中原悌二郎の彫刻などみどころたくさんです。
彫刻を展示している碌山館(設計:今井兼次)。入口を入ったあたりから撮影。
野外にある彫刻「労働者」(1909年制作)。
碌山館の入口左には井戸がありました。
ストーヴに火がありました。
これらの彫刻は、すぐそばで見ることができますが、撮影禁止です。パンフレットをコピーしてみましたが、ホームページにきれいに掲載されています。
杜江館を手前から撮影。
杜江館の1階には、碌山の油彩やデッサンが展示してあります。2階は図書資料室です。
これらの絵は、中村屋サロン美術館で行われている企画展に貸出中でした。ホームページに代表作が掲載されています。気に入った「波止場」は実物を見たかった。
杜江館の2階から碌山館を撮影。
第一展示棟。高村光太郎、戸張孤雁、中原悌二郎等の作品を展示してあります。
パンフレットからです。
野外彫刻。
第二展示棟。常設展示の他に期間を設け、荻原守衛に関係する作家の特別展や各種の企画展が開かれています
柳 敬助展が開かれていました。
グズベリーハウス。DVDの上映・ブロンズ鋳造の資料展示があります。
グズベリーハウス内部。温かでした。
グズベリーハウスにチラシが置いてありまし。現在、中村屋サロン美術館(新宿中村屋ビル3階)で、彫刻家への道という企画展が開催されています。
建物の南側には、柿がつるしてありました。この場所なら、よい干し柿ができそうです。
ミュージアムショップ入口。
荻原守衛の生涯について記してある小冊子を購入。
駐車場は、道の南側になりますが、広いです。
秋も終わりかけなので、車が少ないです。
【碌山美術館】
住所:長野県安曇野市穂高5095-1
電話:0263-82-2094
ホームページ:rokuzan.jp