先日、20年ぶりくらいに、ある新聞社勤務の方(元記者)と飲会を行いました。昔話が主ですが近況も確かめあい、お互い健康であることを感謝しました。僕が山や高原に行っていることが意外だったようですが、持っていた本「信州高原トレッキングガイド」を開いて山の話を交わしました。山もいいけど、映画もお好きなので映画音楽を。
JOE LOCKE (ジョー・ロック)
TRIBUT TO HENRY MANCINI (KEYSTONE 1994年録音)
ヴァイブのジョー・ロック(1959年生)は、ボビー・ハッチャーソンとミルト・ジャクソンをアイドルとし、ハードバップに基礎を置いた演奏をしていて、時にアグレッシブですが、親しみやすい演奏を行います。これは、ヘンリー・マンシー二の映画音楽を取り上げたもの。
メンバーは、ジョー・ロック(vib)、ビリー・チャイルズ(p)、エディ・ゴメス(b)、ジーン・ジャクソン(ds)。プロデューサーは、木全信さんで、日本での売れ行きも考慮した選曲だと思いますが、ジャズ畑のヘンリー・マンシー二曲集はあるようでなかったアルバムなので、成功した企画だと思われます。
曲は次のとおり。なお、作曲は全てHenry Mancini(ヘンリー・マンシー二)です。
1 The Days of Wine and Roses (酒とバラの日々)
2 Moment to Moment (その日その時)
3 Loss of Love (ひまわり)
4 Moon River (ムーン・リヴァ-)
5 Two for The Road (いつも二人で)
6 Slow Hot Wind
7 Charade (シャレード)
8 Whistling Away The Dark (暗くなるまで待って)
9 Dreamsville
ヘンリー・マンシーニのよく知られた曲を題材に、気の利いたイントロや興趣に富んだソロが入り、しかも意外にジャジーで、なかなかよいアルバム。「The Days of Wine and Roses」では、ロック(vib)のつけた幻想的なイントロが印象的。哀愁を帯びた甘美な「Loss of Love」は、ロック(vib)の奏でるメロディに、チャイルド(p)の硬質なタッチのピアノとゴメス(b)のベースがからんだ切なく美しいヴァージョン。「Charade」ではメリハリをつけてスイングし、「Whistling Away The Dark」では、エディ・ゴメス(b)の弓弾きのソロが楽しめます。
CDのジャケットの裏面に印刷された参加ミュージシャンの写真。
【ジョー・ロックのホームページ】
公演予定やディスコグラフィーなどが掲載されています。ヨーロッパでも活動しているようです。
【日野東著「信州高原トレッキングガイド」(信濃毎日新聞社発行)】
表紙。高原の案内ガイド本です。
高原の数は、県内に多く、とても回りきれません。
池の平湿原は、駐車場は登山の際に利用したことがありますが、散策したことがないので行くつもりです。
蓼科の横谷峡には、滝があり夏にはよさそうです。
宮田高原。ここは全く知らなかったので、行ってみたい。
しらびそ高原。車で2回ほど行ったことがありますが、いずれも仕事の関係だったので、ゆっくりと歩いてみたい。