安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

栃木県足利市へドライブ(1)【足利学校、鑁阿寺】

2020-07-24 20:00:04 | お出かけ・その他

友人に奨められていた「足利学校」を初めて訪れました。長野から高速道路を使い、高崎ジャンクションで北関東道に入り足利インターで下りましたが、意外に時間がかからず、それほど遠くないと思いました。

「足利学校」と「鑁阿寺」を回りましたが、街中が静かでしっとりとしたムードで街歩きも楽しめました。中古レコード店「Vintage Records」にも初めて寄ることができ、また来たいと思いながら前橋に向かいました。

(足利学校)

住所:栃木県足利市昌平町2338番地 
電話:0284-41-2655
ホームページ:ashikaga.tochigi.jp/site/ashikagagakko (市役所のホームページです。)  

街中に案内図がありました。

入徳門(入口になります)。

事務所です。コロナ対策をしっかりとやってありました。

足利学校の歴史などについて15分のビデオを見ました。

   

空からの写真があり、位置関係がわかりました。

学校門。寛文8年(1668年)の創建だそうです。

杏壇門(きょうだんもん)。寛文8年(1668年)の創建。門を抜けると孔子廟(1668年造営)がありますが、工事中でした。

方丈。講義や学習、学校行事などのための座敷として使用されたところ。

左側に方丈。右側は庫裏で、台所、食事が行われたところで、ここから靴を脱いで入りました。

庫裏

方丈の内部です。

孔子廟が工事中なので、孔子座像はこちらに置いてあるそうです。

孔子座像。すぐ近くで見ることができました。後年は、兵学や占星術なども教えたようですが、そもそもは論語など儒学を教えたところだそうです。

南庭園。方丈の座敷から見ています。なかなか趣あります。

関東管領の「上杉憲実」の名前が出てきました。教科書には必ず登場する名前なので、親しみが湧きます。足利学校が持っている書籍は国宝のものをはじめ貴重なものがあるということです。

土蔵なども復原されています。

足利学校を出て、右折し鑁阿寺へ向かいます。

突き当たりを再び右折してまっすぐ進むと鑁阿寺です。

途中に足利尊氏の像がありました。

(鑁阿寺(ばんなじ))

住所:栃木県足利市家富町2220
電話:0284-41-2627
ホームページ:ashikaga-bannaji.org/index.html

桜門(山門)。足利幕府十三代将軍足利義輝の再建。両側の仁王像は桃山時代の作だそうです。

堀があるのがすごいところです。

本堂目指して歩いています。

本堂。国宝です。本堂は鎌倉時代、建久7年(1197年)に足利義兼が持仏堂として建立したものを、その後足利義氏が方5間の大堂を建立したが、火災で失い、尊氏(たかうじ)の父・足利貞氏(さだうじ)により正安元年(1299)に再建したもの。

ご本尊様は胎蔵内大日如来。申年、未年の守り本尊である。後方壇に弘法、興教の二大師、開基鑁阿上人
(足利義兼)像をはじめ、明治維新まで、堀の外に祀ってあった塔頭十二支院の御本尊を安置しているそうです。

右手から本堂。

足利氏宅後の標識がありました。

境内は広く自然も豊かです。紫陽花があったので、撮影しました。

(2)へ続きます。(2)では、ヴィンテージレコード、プラザハマダ(喫茶)、前橋へ来てジャズ喫茶「木馬」などについて記します。引き続きご覧いただければ幸いです。