最近、歯医者に通っていて、昨日ブリッジを外したので、当面固い飲食物を食べないように言われています。歯科医院からの帰りの昼食も悩みましたが、ザ・ブッチャーのハンバーグランチにしました。柔らかくてちょうどよかった。柔軟なプレイです。
VINCENT HERRING (ビンセント・ハーリング)
PREACHING TO THE CHOIR (SMOKE SESSIONS 2020年7月,8月,11月録音)
ビンセント・ハーリング(as, 1964年生)は、大好きなアルト・サックス奏者で、ライブでも3回聴きました。そのハーリングの待望の新作は、ワンホーンで、サイラス・チェスナット(p)が参加するなど、目を惹くものだったので、国内流通仕様の輸入盤を発売と同時に購入しました。
メンバーは、ビンセント・ハーリング(as)、サイラス・チェスナット(p)、中村恭士(b)、ジョナサン・ブレイク(ds)。ハーリングは、最初のレコーディングセッション(7/31, 8/1)を終えたあと、コロナの影響によるリウマチ性関節炎の激痛で一時プレイができなくなり、カクテル療法で再起し、2度目のセッション(11月)に臨めたとのことです。強い精神力があったからですが、再起できて、とにかく良かった。
曲は次のとおり。
1 Dudli's Dilenmma (Vincent Herring)
2 Old Devil Moon (Burton Lane)
3 Ojos de Rojo (Cedar Walton)
4 Hello (Lionel Richie)
5 Fried Pies (Wes Montgomery)
6 Minor Swing (Cyrus Chestnut)
7 In a Sentimental Mood (Duke Ellington)
8 Preaching to the Choir (Vincent Herring)
9 Granted (Joe Henderson)
10 You Are the Sunshine of My Life (Stevie Wonder)
ハーリングの自作2曲、チェスナットの自作1曲を含めて、ジャズオリジナルが多い選曲です。「In a Sentimental Mood」や「You Are the Sunshine of My Life」あたりは、スタンダード化しています。
フルに鳴っている素晴らしいサウンドで、ソウルフルに、アグレッシブに、時にリリカルに、ビンセント・ハーリング(as)がプレイしたアルバム。胸のすくようなプレイは、リズム陣も同様で、サイラス・チェスナット(p)の変幻自在なソロも聴きもの。ハーリング自身の2曲や、C・ウォルトン作「Ojos de Rojo」、W・モンゴメリー作「Fried Pies」、D・エリントン作「In a Sentimental Mood」と、思わず身を乗り出して聴き惚れました。特に「In a Sentimental Mood」は、低域から高域まで艶やかな音色で、表情豊かに演奏したバラードの極致。
購入したのは、輸入盤の日本流通仕様です。ハーリングに対するインタビューが日本語訳で読めます。
【グリル・ザ・ブッチャー】
住所:長野市南千歳1-22-6 MIDORI長野3F
電話:026-219-6086
ホームページ:グリル ザ ブッチャー NAGANO | ブランド | 王滝グループ (ohtaki-gp.jp)
外観。長野駅ビルMIDORIの3階です。
ハンバーグランチ
野菜サラダもついてくるので、まずそちらをいただきました。
ハンバーグが柔らかくて簡単に切り分けられます。肉汁もでていて、美味しい。
パンも中がしっとりとして柔らかく、ちょうどよかった。
食事のあとは、ザ・ブッチャーと同じビル内にある、タリーズコーヒーによりました。
暑いので、ソフトクリームが乗ったコーヒーフロートにしました。