安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

鳥居峠から四阿山(標高2,354m)登山(1)【登山口~的岩~古永井分岐、シャクナゲ、浅間山方面景色】

2021-06-07 19:34:24 | 登山・ハイキング

6月5日(土)にAさんと鳥居峠から四阿山(標高2,354m)へ登りました。鳥居峠からは初めてだったのですが、天気もよく展望に恵まれ、花も咲いていて、素晴らしいコースでした。

歩行時間は、上り約3時間、下り約2時間10分で計5時間10分でした。的岩、嬬恋清水に寄り、シャクナゲなどの花や浅間山をはじめ山々も観ることができ、写真をたくさん撮った楽しい山行でした。

【行 程】

(上り)鳥居峠林道終点ロータリー(1,580m)7:21 → 的岩(1,770m)7:50ー58(見学) → 古永井分岐(2,040m)9:02ー16(休憩) → 嬬恋清水分岐(2,200m)10:13 → 四阿山山頂(2,354m)10:43

(下り)四阿山山頂 11:38 → 嬬恋清水分岐 12:00ー12:20(往復と見学)→ 古永井分岐 12:58  → 花童子の宮跡(1,740m)13:36 → 鳥居峠林道終点ロータリー 14:06

【鳥居峠林道終点ロータリー(登山口)~的岩分岐】

林道終点ロータリーです。登山ポストに計画書を投函して出発。

まずは小さな沢に沿って進みます。前日雨が降ったのですが、水は流れていませんでした。

しばらくすると、沢からそれて、緩やかな傾斜を上っていきます。

白樺があり、高原の散策路を歩いているような、清々しい気分の道です。

尾根が見えてきて、そろそろ的岩です。

的岩分岐に到着。左に行けば、すぐ的岩です。

【的岩】

国の天然記念物に指定され、源頼朝の伝説が残ります。地中深くのマグマが冷えて固まってできた柱状節理が露出したもので、長さ200m、高さ20mに達するそうです。一帯は天狗の露地と言われ、的岩は、信州では「屏風岩」と呼ばれているようです。

大きくて迫力があります。もう少し離れることができれば、全体が写せると思うのですが、地形的に無理そうでした。

向かって右側の端の方です。大きな岩が重なっていて驚きました。

【的岩~古永井分岐】

的岩分岐を右に折れて進んでいます。

登山道脇には花も観られます。マイズルソウがありました。

尾根を上っています。右手、南の方向が開けて展望がききます。

雲海と浅間山

湯の丸山など。

右端に蓼科山がちょこっと顔を出しています。

スミレでしょうか。

樹林帯に入っていきます。

コメツガの原生林の中を歩きます。

幅が広いですが、ロープが張ってあるので、迷うことはありません。

石楠花がたくさんあって驚きました。

白色に近い花。

濃い色の石楠花(シャクナゲ)です。

アップで石楠花。

森の中も歩きやすい道です。

樹林帯を通過して展望が開ける場所を歩いています。このコースは本当に変化に富んでいます。

ここまで上ると、浅間山の麓の嬬恋村がよく見えてきます。

穏やかな道が続きます。

イワカガミがありました。実物はかなり小さいです。

古永井分岐の手前あたりになると、北アルプス方面もよく見えてきます。

白馬三山が見えていると思います。

安曇野市からいつも見ている常念岳は、つい探してしまいます。真ん中あたりが多分そうだと思います。

古永井分岐手前です。岩もありますが、広場のようになって開けています。

(2)へ続きます。(2)では、古永井分岐から山頂まで、山頂の様子などを掲載する予定です。引き続きご覧いただければ幸いです。