安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

ポール・デズモンド「PURE DESMOND」と上田「Cafe bosso」のワッフルの話題

2021-06-03 19:31:15 | アルト・サックス

上田市に通勤していますが、休憩や電車の待ち時間などに喫茶店によく入るので、その様子を載せます。まずは、青色の外観が清々しい「Cafe bosso」。注文したワッフルは、アイスクリームや自家製あずきなどがてんこ盛りで驚きました。小腹が空いたらまた入りたいお店。清々しいアルトサックスを。

PAUL DESMOND (ポール・デスモンド)
PURE DESMOND (CTI 1974年録音)

   

ポール・デスモンド(1924~77年)は、1959年から1967年にかけて在籍したデイブ・ブルーベック・グループにおける諸作やRCAレーベルに録音したリーダー作が知られていますが、フュージョン系のCTIにも録音を残していて、本作は、ギター入りのカルテット編成によるモダンジャズアルバムです。

メンバーは、ポール・デスモンド(as)、エド・ビッカート(g)、ロン・カーター(b)、コニー・ケイ(ds)。デスモンドは、ギターとのコラボレーションを好み、ジム・ホール(g)の起用が目立ちますが、ここではエド・ビッカートと組んでいます。

曲は次のとおり。

1  Squeeze Me (Clarence Williams)
2  I'm Old Fashioned (Jerome Kern)
3  Nuages (Django Reinhardt)
4  Why Shouldn't I (Cole Porter)
5  Everything I Love (Cole Porter)
6  Warm Valley (Duke Ellington)
7  Till The Clouds Roll By (Jerome Kern)
8  Mean To Me (Roy Turk)
スタンダード曲が並んでいますが、「Why Shouldn't I」とか「Till The Clouds Roll By」あたりはやや渋めかもしれません。今回聴いているのはSACDですが、5曲のボーナス曲が追加されたCDも発売されています。

CTIレーベルの諸作がタワーレコードによりSACD化されて最近発売されましたが、ポール・デズモンド(as)のSACD化されたサウンドが聴きたいので、この作品を購入しました。彼のアルトサックスが、より一層ふくよかに、丸みを帯びて聞こえました。エド・ビッカート(g)のジム・ホールよりやや芯のあるサウンドや、繊細なコードワークも聴きものです。「Squeeze Me」、「Till The Clouds Roll By」、「Mean To Me」あたりで4人が調和した極上の演奏が聴けますが、他の曲を含め、心地よい一時が過ごせます。

(参考:タワーレコードのCTIレーベルSACD化のお知らせ)

タワレコ企画、CTIレーベルの傑作を日本初SACDハイブリッド化するシリーズ『CTI SA-CD HYBRID SELECTION』 - TOWER RECORDS ONLINE

(参考:帯付きのジャケット)

   

【Cafe bosso(カフェ・ボッソ)】

住所:長野県上田市中央1-3-6
電話:0268-71-0656
ホームページ:Cafe bosso (カフェ ボッソ) - 上田/カフェ [食べログ] (tabelog.com)

外観

入口

店内。天井が高く清々とする空間です。ごく小音量ですが、店内にはジャズが流れていました。

お店のロゴが入ったマグカップを売っていました。

アイスコーヒー。

ワッフル。3種類のうちから選びましたが、アイスクリーム、普通のクリーム、自家製あずき乗せです。こんなに盛大にのっているとは思いませんでした。

角度を変えて撮影。小豆の量が半端ではありません。