長野市の日本画専門の美術館「水野美術館」の展示が、6月12日から新しいものになったので出かけてきました。
チラシの表紙。上の絵は、奥田元栄「上高地」。
今回は、「眺める日本画」と題して、玉堂のみた建物・元栄が描く風景を中心とした展示です。いずれも収蔵品の中からですが、河合玉堂のものは点数が多く、また、奥田元栄のものは画面が大きいものが多く、見応えがある展示でした。
中でも、奥田元栄作「秋渓淙々」は、横幅4mの大きさで、すぐ近くで見ることができ、迫力があり、一時その場所にいるかのような気分になりました。また、同じく元栄作「上高地」も、おなじみの梓川と穂高連峰を描いているのですが、デフォルメされていて、しっとりとした美しさが出ていて見とれました。
(以下チラシからです。)
河合玉堂「春秋山水」
左から、池田輝方「木挽町芝居茶屋」、池田薫園「灯ともし頃」、奥田元栄「多摩月照」、奥田元栄「秋渓淙々」。
左から、横山大観「蓬莱神山」、真道黎明「春秋花鳥図屏風」
(水野美術館)
住所:長野県長野市若里6-2-20
電話::026-229-6333
ホームページ:水野美術館 (mizuno-museum.jp)
今回のポスターが貼ってあります。
門
アプローチ
花は終盤で名残でしょう。
ツツジでよいのでしょうか。
庭。庭師の方が作業を行っていました。