長野市芸術館ジャズ・フェスティバル2021が開催され、その中に荒武裕一郎カルテットの公演があったので、聴きに行きました。
(出 演)
荒武裕一郎(p)
富樫マコト(b)
本田珠也(ds)
山田丈造(tp)
(曲 目)
1 You're My Everythig (Harry Warren)
2 Talking Junction (荒川裕一郎)
3 You don't Know What Love is (Gene DePaul)
4 Sea Road (本田竹広)
(感 想)
最初の「You're My Everything」は、荒武裕一朗(p)がノンビートでイントロをつけ、ベース、ドラムスがそこに加わり、山田丈造(tp)がテーマをとりましたが、スイングするカルテットの演奏は最初から快調。
荒武裕一郎作「Talking Junction」は、ブルージーな曲で、こういう曲を書いているのかと感心し、3曲目のバラード「You Don't Know What Love is」の山田丈造(tp)のソロは、孤独や寂しさを表現した泣きのトランペットでちょっとチェット・ベイカーを思わせました。
4曲目の「Sea Road」で、本田珠也(ds)が長いソロをとりましたが、ブラシにしても切れがよく、気持ちのよいリズムを送り出していました。僕は山田丈造(tp)の演奏するハードバップ系統の曲が好きなので、今日は嬉しいコンサートでした。ブッキングしてくれた、「バックドロップ」(長野市)のマスターに感謝。
(演奏光景)
荒武裕一朗(p)
山田丈造(tp)、本田珠也(ds)。
本田珠也(ds)
(メンバーのスケジュールなどがわかるホームページへのリンク)
荒武裕一郎ホームページ:Yuichiro Aratake Web site | ジャズピアニスト荒武裕一朗のWEBサイト (oops.jp)
本田珠也ホームページ:DOWN TO EARTH (tamayahonda.blogspot.com)
山田丈造ホームページ:山田丈造オフィシャルサイト|xxxxxxxxxxxxxx (rapa.jp)
なお、コンサートの後半は、吾妻光良 & The Swinging Boppersの出演。デューク・エリントン・ナンバーの「Things Ain't What They Used to Be」(昔は良かったね)でスタートする楽しいステージでした。