鳥居峠から四阿山登山の3回目で最終です。今回は、下山の様子になりますが、途中、嬬恋清水へ往復し、古永井分岐からは上りと異なる上州古道ルートを歩き、復路も変化のある楽しいものになりました。行程を再掲します。
【行 程】
(上り)鳥居峠林道終点ロータリー(1,580m)7:21 → 的岩(1,770m)7:50ー58(見学) → 古永井分岐(2,040m)9:02ー16(休憩) → 嬬恋清水分岐(2,200m)10:13 → 四阿山山頂(2,354m)10:43
(下り)四阿山山頂 11:38 → 嬬恋清水分岐 12:00ー12:20(往復と見学)→ 古永井分岐 12:58 → 花童子の宮跡(1,740m)13:36 → 鳥居峠林道終点ロータリー 14:06
【四阿山山頂~嬬恋清水往復】
少し下がり、木道を歩いています。空に少し雲が出てきましたが、よいお天気です。
鳥居峠への分岐。左折します。
左手が開けてきます。
嬬恋清水分岐に到着。
谷に向かい100m下ったところに嬬恋清水があります。
嬬恋清水は、標高2,179mにある関東最高地点の湧水だそうです。古くは、「四阿山信仰の山の冷水」として崇められ、この地で修行した山伏や修験者を支えた命の水、別名「熊野清水」ともいわれていたそうです。
こんこんと水が湧き出ています。口に含んでみたところ、ひんやりとした癖のない柔らかな水でした。
登山道に戻ります。
【嬬恋清水分岐~古永井分岐】
コメツガなどの針葉樹の森を歩いています。
ややガレ場といっていい地点に出てきました。この地点に、休憩用のベンチがあります。
小さな白い花が咲いていました。
もうじき古永井分岐です。
コミヤマカタバミ
古永井分岐の東屋が見えてきました。
ここで左折します。往路は、右の方から上ってきました。
岩の横を通る場所があります。
穏やかな道です。
こちらのルート上には、祠がいくつも残されています。
笹が刈ってあって、登山道は手入れがされています。
レンゲツツジ。このあたりにたくさんありましたが、まだ蕾がほとんどでした。1~2週間で満開でしょうか。
レンゲツツジ
花童子の宮跡に出てきました。
石碑があります。花童子の宮跡は、四阿山が山岳信仰の山として盛んだった頃の修験道の名残だそうです。
一帯は比較的平らで、開けた場所です。
東屋が整備されています。
花童子の宮跡を過ぎて、木道を下りていいます。
白樺とツツジ(多分、ムラサキヤシオツツジ)のコラボの場所がありました。花の名前はAさんに教えて頂きました。
ムラサキヤシオツツジ
しばらく行くと、東屋がありました。
「鳥居峠」と書いてある標柱があります。ここを右へカーブして進みます。
白樺の天然林の中を通ります。
カラマツの人工林。さすがの国有林で、手入れが行き届いています。もうすぐ駐車場です。
鳥居林道終点ロータリーに到着。上州古道もよいルートでした。天気に恵まれた素晴らしい山行になりました。