伊那スキーリゾートから、一応、中央アルプスの一角の権現山(1,749m)へ上ってきました。このところ花粉症と疲れで、あまり調子がよくなかったのですが、短い距離ならまあよいかと出かけたものです。
伊那市民の山で、市内の小学6年生が記念登山を行う山のようでした。歩行時間は、上り1時間50分、下り1時間5分で合計約3時間でしたが、やや疲れました。下山後は、温泉と蕎麦で元気回復に努めました。
【行 程】
(往路)伊那スキーリゾート登山口 8:25 → 土俵跡 8:56ー9:03 → 常輪寺分岐 9:55ー10:00 → 山頂 10:25(休憩)
(復路)山頂 11:08 → 常輪寺分岐 11:21 → 土俵跡 11:50 → 登山口 12:12
(温泉)みはらしの湯 (昼食)みのや さくら亭
(登山口~土俵跡)
駐車場。スキー場の横の道を上ります。この上段にも狭い駐車スペースがあり、全部で約10台くらいは停まれそうです。このへんで、標高1100mくらいです。
上の方に30~40m歩くと登山口があります。
駒ヶ岳 権現山登山口。権現山までですが、登山届を出しました。
よいムードの登山道です。
しばらく行くと、小さな沢を渡ります。沢はこの一箇所だけでした。
土俵跡までは、比較的緩い傾斜が続きます。
土俵跡
尾根沿いに広い場所があるので、多分ここに土俵があったのでしょう。江戸時代から大正末期まで、肥料として枯れ草や小枝を集めたときに、作業の合間に相撲を行ったようです。(近くの土俵跡の説明から要約)
(土俵跡~常輪寺分岐)
わかりやすい標識が立っています。ここでしばし休憩。
左右に巻きながら高度を上げていきます。
アキノキリンソウでしょうか。日当たりのよいところに咲いていました。
よい登山道です。
笹が伸びて、笹藪のようになっているところもありました。
常輪寺分岐に到着。
(常輪寺分岐~山頂)
最初は、いくらか平らですが、ずっと傾斜が続きます。
ちょっと紅葉ぽかったので撮影。
足元にはきのこもあって、秋を実感。
斜面が続きますが、それほど長くはありません。
山頂にきました。あとで調べたら、本当の山頂は、まだ30mくらい先にあるようです。まあ、よしとしましょう。
(山頂の様子、景色)
記帳所が設けられています。信仰の山ですね。
右手に行くと権現水という水場があるようです。笹薮なので、行きませんでした。
こちらは左手に奥に進むと、駒ケ岳(権現づるね)に通ずる道ですが、笹ヤブコギになるようです。
大きな樹木があります。ダケカンバかな?
ようやく部分的に青空になりました。
伊那市街方面
南アルプス方面。雲がかかってよく見えませんが、ちらっと見えているのは、甲斐駒ヶ岳でしょうか。
休憩時間を長くとり待ってみたのですが、このくらいしか見えませんでした。仙丈ケ岳あたりでしょうか。
(2)へ続きます。(2)では、下山、温泉、昼食について記します。引き続きご覧いただければ幸いです。