群響サマーコンサート2022は、ポーランドのアントニー・ヴィットが指揮する予定でしたが、ヴィット氏は肋骨骨折により降板し、矢崎彦太郎さんに交代になりました。迷いましたが、聴きに行ってきました。
パンフレットの表紙
(出 演)
指揮:矢崎彦太郎
ヴァイオリン:カリーン・アダム
管弦楽:群馬交響楽団 (コンサートマスター:福田俊一郎)
矢崎彦太郎さんは、1947年東京生まれ。ブザンソン国際指揮者コンクールなどに入賞。旧西ドイツホフ交響楽団音楽監督・首席指揮者、東京シティ・フィル首席客演指揮者、バンコク交響楽団音楽監督・首席指揮者などを歴任。パリ在住。カリーン・アダムさんは、ウィーン生まれ、1981年ヨーゼフ・ヨアヒム国際コンクールで優勝、以後世界各国で公演。ソリストとして、ウィーン交響楽団、ザルツブルグ・モーツァルテウム管弦楽団等と共演、CDが多数出ている。詳しくは、下記プロフィールをご覧ください。
(曲 目)
サン=サーンス / ハバネラ 作品83
サン=サーンス / 序奏とロンド・カプリツィオーソ イ短調 作品28
クライスラー/ レチタティーヴォとスケルツォ・カプリース作品6(ソリストアンコール)
〈休憩〉
ブルックナー / 交響曲第2番 ハ短調 (W・キャランガ校訂版1877年稿)
(感 想)
聴きたかった曲ばかりが並んだ嬉しいプログラムでした。前半は、カリーン・アダムの独奏、群響の伴奏で、サン=サーンスでした。この2曲はエキゾチックでフランス音楽という感じは薄いですが、ヴァイオリンの艶やかな音色が良かった。
前半で、最も印象に残ったのは、アンコールにアダムさんが弾いたクライスラー作曲「レチタティーヴォとスケルツォ・カプリース」です。明るい曲想に加え、重音が続くなど技巧的にも面白く、惹きこまれました。
ブルックナーの交響曲第2番は、全体に金管楽器や打楽器が前面に出てくる演奏でした。できれば、もう少し群響の弦楽器、特にヴァイオリンの響きを強調してほしかったと感じました。あらかじめ聴いたCDが、ムーティ―指揮のウィーンフィルの演奏だったせいかもしれません。
(指揮者と独奏者の詳しいプロフィール)
【群馬交響楽団ホームページ】
(あらかじめ聴いたCD)
ブルックナー「交響曲第2番」。リッカルド・ムーティ指揮ウィーン・フィル(2016年録音)。
クリンたち、先日BSで、「玉置浩二 シンフォニックコンサート in 河口湖」という番組をみまして🐻✨たまきさんの歌はもちろんうまかったのですが、バックが「群響」のえんそうだったのでさらに良かったです🎶🎶✨(河口湖ステラシアターってところでやっていました❗)後で実家のお母さんに話したら「群響は有名よ」と教えられました~✨クリンより🍀
バタバタしていて、返信遅くなりすいません。「玉置浩二 シンフォニックコンサート in 河口湖」という番組、良かったのではないかと思います。群馬交響楽団のホームページから、そのコンサート出演することは知っていたのですが、テレビ放映されたのですね。
群馬交響楽団は、群馬県高崎市が本拠の地方のオーケストラですが、年に2回は東京でコンサートを開催するなど、頑張っています。僕は群響の定期会員なので、クリンさんのコメントとても嬉しいです。コメントありがとうございます。