安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

矢崎彦太郎指揮 群響サマーコンサート【サン=サーンス:序奏とロンド・カプリツィオーソ、ブルックナー:交響曲第2番】

2022-08-17 19:30:00 | クラシック演奏会

群響サマーコンサート2022は、ポーランドのアントニー・ヴィットが指揮する予定でしたが、ヴィット氏は肋骨骨折により降板し、矢崎彦太郎さんに交代になりました。迷いましたが、聴きに行ってきました。

  

パンフレットの表紙

(出 演)

指揮:矢崎彦太郎
ヴァイオリン:カリーン・アダム
管弦楽:群馬交響楽団 (コンサートマスター:福田俊一郎)

矢崎彦太郎さんは、1947年東京生まれ。ブザンソン国際指揮者コンクールなどに入賞。旧西ドイツホフ交響楽団音楽監督・首席指揮者、東京シティ・フィル首席客演指揮者、バンコク交響楽団音楽監督・首席指揮者などを歴任。パリ在住。カリーン・アダムさんは、ウィーン生まれ、1981年ヨーゼフ・ヨアヒム国際コンクールで優勝、以後世界各国で公演。ソリストとして、ウィーン交響楽団、ザルツブルグ・モーツァルテウム管弦楽団等と共演、CDが多数出ている。詳しくは、下記プロフィールをご覧ください。

(曲 目)

サン=サーンス / ハバネラ 作品83
サン=サーンス / 序奏とロンド・カプリツィオーソ  イ短調  作品28

クライスラー/ レチタティーヴォとスケルツォ・カプリース作品6(ソリストアンコール)

  〈休憩〉

ブルックナー / 交響曲第2番  ハ短調  (W・キャランガ校訂版1877年稿)

 (感 想)

聴きたかった曲ばかりが並んだ嬉しいプログラムでした。前半は、カリーン・アダムの独奏、群響の伴奏で、サン=サーンスでした。この2曲はエキゾチックでフランス音楽という感じは薄いですが、ヴァイオリンの艶やかな音色が良かった。

前半で、最も印象に残ったのは、アンコールにアダムさんが弾いたクライスラー作曲「レチタティーヴォとスケルツォ・カプリース」です。明るい曲想に加え、重音が続くなど技巧的にも面白く、惹きこまれました。

ブルックナーの交響曲第2番は、全体に金管楽器や打楽器が前面に出てくる演奏でした。できれば、もう少し群響の弦楽器、特にヴァイオリンの響きを強調してほしかったと感じました。あらかじめ聴いたCDが、ムーティ―指揮のウィーンフィルの演奏だったせいかもしれません。

(指揮者と独奏者の詳しいプロフィール)

  

 

【群馬交響楽団ホームページ】

群馬交響楽団 (gunkyo.com)

(あらかじめ聴いたCD) 

   

ブルックナー「交響曲第2番」。リッカルド・ムーティ指揮ウィーン・フィル(2016年録音)。



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2 コメント

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Unknown (cforever1)
2022-08-18 08:31:26
azuminoさまへ🎶✨

クリンたち、先日BSで、「玉置浩二 シンフォニックコンサート in 河口湖」という番組をみまして🐻✨たまきさんの歌はもちろんうまかったのですが、バックが「群響」のえんそうだったのでさらに良かったです🎶🎶✨(河口湖ステラシアターってところでやっていました❗)後で実家のお母さんに話したら「群響は有名よ」と教えられました~✨クリンより🍀
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Unknown (azumino)
2022-08-18 20:22:51
クリンさん こんばんは

バタバタしていて、返信遅くなりすいません。「玉置浩二 シンフォニックコンサート in 河口湖」という番組、良かったのではないかと思います。群馬交響楽団のホームページから、そのコンサート出演することは知っていたのですが、テレビ放映されたのですね。

群馬交響楽団は、群馬県高崎市が本拠の地方のオーケストラですが、年に2回は東京でコンサートを開催するなど、頑張っています。僕は群響の定期会員なので、クリンさんのコメントとても嬉しいです。コメントありがとうございます。
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