軽めのエンタメ系小説を読もうと、白蔵盈太(しろくら・えいた)著「実は、拙者は。」(双葉文庫)を購入。江戸を舞台とするアイデア勝負の展開の早い時代劇でした。まずまず面白い。江戸→東京におけるライブ盤です。
ART FARMER (アート・ファーマー)
LIVE IN TOKYO (CTI 1977年録音)
アート・ファーマー(tp, flh 1928~99年)のアルバムについては、僕は「Early Art」、「When Farmer Met Grice」(Prestige)や「Art」(Argo)など、初期のものを好んでいます。しかし、1970年~80年代の録音にも面白いものがあり、本作は、サイドメンが充実した日本ライブ盤です。
メンバーは、アート・ファーマー(フリューゲル・ホーン → flh)、ジャッキー・マクリーン(as)、シダー・ウォルトン(p)、サム・ジョーンズ(b)、ビリー・ヒギンズ(ds)。1977年4月27日東京郵便貯金ホールにおけるライブ録音です。シダー・ウォルトン以下のリズム陣は、当時、何度も来日し、録音も残しているので、お馴染みだったと思われます。
(英文表記)Art Farmer (flh)、Jackie McLean(as)、Cedar Walton(p)、Sam Jones(b)、Billy Higgins(ds)。
曲目は次のとおり。
1 Constellation (Charlie Parker)
2 What's New? (Johnny Burke, Bob Haggart)
3 In the Wee Small Hours of the Morning (Bob Hilliard, David Mann)
4 Love Letters (Edward Heyman, Victor Young)
5 Moving Out (Sonny Rollins)
有名ジャズスタンダードの1と5、あとの3曲はスタンダード曲です。「What's New?」、「Love letters」と、ロマンティックな曲が選曲されています。なお、完全版CDには、「Bag's Groove」や「In a Sentimental Mood」など4曲が追加収録されています。
ジャケット内側にあるライブ時の写真
ライナーノートにある写真。
表紙
(カバー裏にある本書の紹介)