上田駅お城口の近くにある喫茶「ポプラ」に初めて入りました。駅前としては珍しく駐車場があって、仲間と入るのに都合の良い喫茶店です。ブレンドと檸檬タルトで午後の一時を楽しみました。そんな時のBGMに聴きたいレコード。
BARBARA CARROLL (バーバラ・キャロル)
BARBARA (Verve 1957年録音)
バーバラ・キャロル(p, 1925~2017年) は、バド・パウエルの影響を受けたピアノ奏者ですが、激しいビ・バップというよりも、モダンスイング系の優雅な面も併せ持った感じのピアノを弾きます。歌も歌い、ニューヨークのジャズクラブやラウンジで長きにわたり人気を得ていました。本作品は、今回、オリジナル盤を入手したので、取り上げました。
メンバーは、バーバラ・キャロル(p)、ジョー・シュルマン(b)、Bill Faite(ds)。 バーバラ・キャロルは、ここではピアノに専念していますが、歌も歌います。
曲目は次のとおり。
1 The Trolley Song (Hugh Martin, Ralph Blane)
2 I've Grown Accustomed to Her Face (Frederick Loewe)
3 Life is Just a Bowl of Cherries (Lew Brown, Ray henderson)
4 It Might as Well Be Spring (Oscar Hammerstein Ⅱ, Richard Rodgers)
5 Will You Still Be Mine? (Matt Dennis, Tom Adair)
6 Love Is Just Around the Corner (Lewis Gensler, Leo Robin)
7 Happy to Make Your Acquaintance (Frank Loesser)
8 Easy Living (Ralph Rainger, Leo Robin)
スタンダード曲集です。珍しいのは、7「Happy to Make Your Acquaintance」で、ミュージカル「The Most Happy Fella (1956)」の中の曲ですが、あまり歌われず、サミー・デイヴィスとカーメン・マクレエの「Boy Meets Girl」(Decca)の中のものが知られるくらいです。
ヴァーヴレーベルのレコードは、スイングからビ・バップ~ハードバップ~ウェストコースト~ボサノヴァに至るまで大量にあるので、主要なものだけでも集めようとすると、たいへんです。僕は、ごく狭い範囲で集めて楽しんできました。バーバラ・キャロル(p)の演奏ですが、ビ・バップというよりもモダン・スイングといった感じで、クラシックの訓練に裏打ちされたサウンドも美しいので、たまに聴きます。本盤は、収録曲が好きなものばかりなことに加え、演奏、音質が良く、「I've Grown Accustomed to Her Face」や「It Might as Well Be Spring」などを聴いていると、幸せな気分になってきます。
「BARBARA」のラベル。Verve レコードのオリジナル盤(モノラル)です。意外に音が良くて驚きました。
【ポプラ】
住所:長野県上田市天神1-9-22
電話:0268-27-5769
ホームページ:ポプラ - 上田/レストラン | 食べログ (tabelog.com)
お店の前に5台駐車可能です。
入口。昭和セットという商品があり、ナポリタンとクリームソーダの組み合わせのようです。
店内。
片隅にはレコードやCDが置いてありました。ビートルズの写真も。
ケーキセットを注文。
ブレンドコーヒー。
レモンのタルト。付け合わせのフルーツ(バナナと桃)が嬉しい。
多分、業務用製品だとは思いますが、レモンの酸味が利いていて、よい味でした。
古希のオジサンです
素敵なブログですね
お店もすてきです
私は好きです・・・
雑記帳とタイトルにあるとおり、日常雑記を記しています。一応、メインはジャズやヴォーカルのアルバムを聴いた記録、感想を綴ることですが、飲食店関連の記事も結構記載しています。
長野県とその近県が、基本的に行動範囲です。また、面白そうな記事があれば、ご覧いただいて、コメントもいただければ幸いです。
コメントありがとうございます。