安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

ソニー・クラーク「SONNY'S CRIB」、丸亀製麺の冬限定「鴨ねぎうどん」。

2024-01-25 19:30:00 | ピアノ

最近、寒い日が続くので、温かいうどんでも食べようと、丸亀製麺安曇野店へ。冬限定の「鴨ねぎうどん」を注文。鴨肉とねぎが柔らかくて、美味しくいただきました。柔軟なハーモニーも楽しめる作品。

SONNY CLARK (ソニー・クラーク)
SONNY'S CRIB (BLUE NOTE 1957年録音)   

   

ソニー・クラーク(p, 1931~1963年)については、ブルーノートとタイムレーベルにある、2枚のピアノトリオ盤が好きで、よく聴いてきました。けれども、その2枚は例外で、大型編成で、管楽器奏者のソロが多いアルバムが目立ちます。本作も管楽器奏者が活躍しています。

メンバーは、ソニー・クラーク(p)、ドナルド・バード(tp)、ジョン・コルトレーン(ts)、カーティス・フラー(tb)、ポール・チェンバース(b)、アート・テイラー(ds)。3本の管楽器が加わっていて、特に注目は、ジョン・コルトレーン(ts)のプレイです。

曲目は、次のとおり。
 
1  With a Song in My Heart (Richard Rodgers)
2  Speak Low (Kurt Weill)
3  Come Rain or Come Shine (Harold Arlen)
4  Sonny's Crib (Sonny Clark)
5  News for Lulu (Sonny Clark)
レコードの収録曲を記してあります。スタンダード曲が3曲に、ソニー・クラークのオリジナル2曲です。クラークのオリジナル曲もよく知られているものです。

手放しで賞賛したくなるアルバム。レコードA面の3曲は、管楽器をフィーチャーしたスタンダード曲で、ドナルド・バード(tp)「With a Song in My Heart」、ジョン・コルトレーン( ts)「Speak Low」と胸のすくような快演が聴けます。「Sonny's Crib」について、『この曲を演奏したコルトレーンは、二つのアイデアを2週間後の自己のレコーディング(「BLUE TRAIN」)に巧みに流用したのではないか』と、「ジャズアルバム大全」の中で佐藤達哉さんは記しています。楽器編成や演奏のコンセプトといい、まさに佐藤さんの指摘どおりで、この2作は、兄弟のようです。

(参考)本作から「Sonny's Crib」が聴けます。
 
(参考)ジョン・コルトレーン「BLUE TRAIN」(BLUE NOTE)のジャケット
 
   
 
レコード番号をみると、「SONNY'S CRIB」が1576、「BLUE TRAIN」が1577で、連番です。BLUE TRAIN中の「Locomotion」は、「Sonny's Crib」からの影響がみてとれるようです。当時のジャズミュージシャンのアイデアの取り入れ、工夫などなど、ハードバップ最盛期のジャズシーンが浮かぶようです。
 
 
【丸亀製麺安曇野店】
 
住所:長野県安曇野市豊科南穂高613-9
電話:0263-73-0317

外観
 
   

看板。安曇野インターから近い立地です。
 
 
メニュー。
 
 
カウンターに腰かけました。「丸亀製麺のこだわり」が掲示されています。
 
 
醤油や七味など。
 
 
鴨ねぎうどん。つゆは、甘じょっぱい感じです。
 
 
鴨肉の量は、結構ありました。柔らかいです。
 
 
焼いたネギ。
 
 
レンコンの天ぷらもいただきました。「鴨ねぎうどん」は、寒い時期にぴったりの品物でした。
 


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