安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

身延山(標高 1,153m)ハイキング(2)【奥之院、山頂からの眺望、みのぶだんご、千本杉】

2022-12-21 19:30:00 | 登山・ハイキング

身延山ハイキングの2回目です。奥之院、山頂からの眺望、みのぶだんご、千本杉などについて記します。「みのぶだんご」が出色の美味しさ。名物です。

【行 程】

駐車場 8:30 → 三門 8:35 → 久遠寺本堂 8:50ー57(参拝) → 大光坊【三光堂】9:57ー10:16(休憩)   → 法明坊 11:00  → 奥之院 11:24ー12:13(参拝、休憩)

奥の院(山頂)12:14 → 感井坊  12:41 → 松寿庵 13:36 → 三門 14:20  → 駐車場 14:30 

(奥之院)

思親閣への階段。思親閣ホームページ:身延山久遠寺-奥之院 思親閣 (kuonji.jp)

   

日蓮上人のお手植え杉が参道の両側にあります。

仁王門。本院本堂前の仁王門(二天門)を移転したものです。六浦平次郎入道の建立で、天和年間31世日脱上人代に本堂域から移転されたものだそうです。仁王像は31世日脱上人の開眼です。

仁王像。中に入ることが出来ました。

思親閣祖師堂。日蓮聖人は身延在山の9年の間、故郷のことを思い出されては、西谷のご草庵より50丁の道なき道を登られ、遙かに房州小湊のご両親、師の道善房を追慕されたそうです。

(北側展望台、みのぶだんご、南側展望台)

山梨百名山の標柱が建っています。

解説板があります。南アルプスがみえるはずですが、本日は手前しか見えませんでした。

正面に見えるのが、富士見山(1,640m)。その右奥にうっすらと櫛形山(2,052m)。

ロープウェイ山頂駅。

「みのぶだんご」の幟。これを見たら、買わずには帰れません(笑)。売店のホームページ:山頂売店「身延屋」 | 身延山ロープウェイ (minobusanropeway.co.jp)

売店で、湯葉を練り込んだ“ゆばだんご”を注文。味噌だれを塗っているいるところです。

みのぶだんごと富士山のコラボ。お腹が減っているせいもありますが、美味しい。大きくて、ボリュームもあり、実によく出来ただんごです。

富士山。

手前の川(富士川)も入れて撮影。

富士川の流れ。富士市と静岡市清水区との境で駿河湾に注いでいるそうです。

(下山 裏参道)

周回コースにして、裏参道を下りています。道は、舗装されていて、凍結すると滑りやすそうです。

感井坊の標識。

この地点で、富士山の上の方が見えました。アップで撮影。

千本杉のところへきました。高い樹が多いのに、Tさんが驚いています。

身延山の千本杉は、山梨県の天然記念物に指定されています。

   

面積0.8ha、本数は約260本、材積量は8500石、樹齢は250年以上。木の大きさは、目通り幹囲3m内外、時に5m以上。樹高は55m内外となり、樹高の大きさは県下でも、まれに見るもの。(町のホームページより)

幹が太いので、ストックを置いて撮影。

松樹庵前に来ました。

松樹庵のすぐ下のところに、「某局 ゆく年くる年」の撮影地がありました。

「ゆく年くる年」の撮影地から久遠寺を撮影。テレビだともっとズームで写すと思います。

妙石坊の中を抜けて、日蓮上人のお墓まで下りてきました。

草庵がこちらにあったそうです。

三門の横をとおり、門前町へ。

途中でお土産も買って、駐車場に到着。午後2時30分過ぎに出発し、中部横断道、中央道と走り、3人が集まった諏訪市に午後4時前に到着。楽しいハイキングでした。


身延山(標高 1,153m)ハイキング(1)【三門、久遠寺本堂、表参道】

2022-12-20 19:30:00 | 登山・ハイキング

12月18日(日)に、Tさん、Mさんと一緒に身延山へハイキングに行ってきました。日蓮宗の総本山である久遠寺(1281年創建)を訪れたり、富士山の眺望も期待できるので、12月の山行目的地としました。

身延山一帯は久遠寺の所有で、杉やヒノキが立派で凄くて感動しました。やや雲がかかっていたものの富士山も眺望でき、身延山団子も美味しく、楽しいハイキングでした。歩行時間は、約4時間45分。

【行 程】

駐車場 8:30 → 三門 8:35 → 久遠寺本堂 8:50ー57(参拝) → 大光坊【三光堂】9:57ー10:16(休憩)   → 法明坊 11:00  → 奥之院 11:24ー12:13(参拝、休憩)

奥の院(山頂)12:14 → 感井坊  12:41 → 松寿庵 13:36 → 三門 14:20  → 駐車場 14:30 

(参考)【身延山久遠寺のホームページ】

身延山久遠寺オフィシャルウェブサイト (kuonji.jp)

(駐車場~三門~久遠寺本堂)

町営仲町駐車場。無料です。正面に見えている山が身延山です。

門前町を山門に向かい歩いています。数珠など仏具のお店、お土産、飲食店などがあります。

三門。日本三大門に数えられるそうです。『「空」「無相」「無願」の三解脱をあらわす三門には、79世日慈上人の筆による「身延山」の扁額がかかる。』そうです。

三門をくぐりぬけ、石畳を本堂に向かいます。巨木がすごい。

菩提梯(ぼだいてい)と名付けられた、三門から本堂へと続く287段の石段。『登り切れば涅槃に達するという意味の梯は、南無妙法蓮華経の7字になぞらえ、7区画に分けられている』そうです。

この石段は、104mの高低差があるようです。上から見ると、スキーのジャンプ台スタート地点に立っているかのようでした。(白馬のジャンプ台スタート地点に立ったことがあります。)

本堂。均整がとれて美しい。『1985年、日蓮聖人700遠忌の主要記念事業として再建された。間口32メートル、奥行51メートル。一度に1,500人の法要を奉行できる。』そうです。

   

五重塔。『2009年5月、明治8年の大火による焼失より134年ぶりによみがえった宝塔。木材は全て国産を使用し、設計から工法にいたるまで400年前に建てられた元和の塔を復元・再建した。』そうです。

(久遠寺本堂~奥の院)

久遠寺本堂の左裏手から、表参道のコースが始まっています。舗装されています。

   

少し行くと、本地堂が左手にあります。その地点から久遠寺本堂などが見えます。

進行右手に、久遠寺の本堂や五重塔が見えます。

丈六堂の横を通っています。

「十五丁」と刻んだ石柱が丈六堂前あたりにありました。全部で51丁です。

紅葉の名残です。光が当たって綺麗でした。

大光坊に到着。大光坊は、身延山の中腹に位置する由緒ある坊だそうです。

休憩施設があったので、ここでお茶にしました。

珈琲いただきます。

すぐ横に、大黒堂があります。大黒堂は、1662年(寛文2年)にこの地に移転し、大黒堂に祀る大黒天は日蓮聖人の御自作と伝わっているそうです。

少し進むと三光堂があります。三光堂は三光天子を奉っており、1665年(寛文5年)甲府宰相徳川重郷が、子孫繁栄の祈願所として建立されたお堂だそうです。

三光堂を過ぎると、舗装がなくなり、土の道になります。

法明坊です。このへんだと雪もありますが、うっすらです。

休憩所として使えそうです。

法明坊を過ぎたところに四十一丁の表示。あと十丁です。

穏やかな道です。

四十九丁にきました。このあたりで左折。

最後の上りです。

展望台のところに出ました。南側展望台で、駿河湾、伊豆半島、安倍山系が見えるようです。

右折すると、奥之院でした。

(2)へ続きます。(2)では、奥の院の様子、山頂からの展望、身延山団子、帰路(裏参道)について記します。引き続きご覧いただければ幸いです。


高橋多佳子ショパン・ザ・シリーズSeason2《ショパンと楽聖たち》Vol.3(12月17日 上田市サントミューゼ)

2022-12-19 19:30:00 | クラシック演奏会

高橋多佳子(ピアノ)さんのコンサート「ショパン・ザ・シリーズSeason2《ショパンと楽聖たち》」の第3回『ベートーヴェンとショパン』が開催されたので、聴きに行きました。

   

チラシ表

(出 演)

ピアノ:高橋多佳子


高橋さんは、第12回ショパン国際ピアノ・コンクール第5位。桐朋学園大学卒業、国立ワルシャワ・ショパン音楽院研究科を最優秀で修了。国立ワルシャワフィルをはじめ、国内の主要オーケストラと共演を重ねる。既にCDを20タイトル以上リリース。ソロ活動のほかピアノ・デュオ「デュオ・グレイス」、「椿三重奏団」としても活動している。

(曲 目)

Vol.3は、ベートーヴェンとショパン ~大作への野心~ と題して、お話しと演奏が行われ、ベートーヴェンとショパンの曲が取り上げられました。

ベートーヴェン / エリーゼのために
ショパン / ワルツ 変イ長調 作品69-1(遺作)「別れのワルツ」
ベートーヴェン / ピアノ・ソナタ 第8番 ハ短調 作品13「悲愴」より 第1楽章
ショパン / ピアノ・ソナタ 第2番 変ロ長調 作品35より 第1楽章
ベートーヴェン / 交響曲第3番 変ホ長調 作品55「英雄」より 第1楽章
ショパン / ポロネーズ 第6番 変イ長調 作品53「英雄」

   

(感 想)

高橋多佳子さんの「ショパン・ザ・シリーズ」は、ショパンの生涯をたどった昨年に続いて、本年は、「ショパンと楽聖たち」と題し開催され、その第3回目(最終回)は、ベートーヴェンとショパンでした。予定時間を遥かにオーバーした、中身の濃いレクチャーコンサートでした。

ショパンの「別れのワルツ」は、ベートーヴェンの「ピアノ・ソナタ悲愴」の第2楽章からヒントを得ていることや、ショパンの「ピアノ・ソナタ第2番」は、ベートーヴェンの「ピアノ・ソナタ第12番第3楽章(葬送行進曲)」の影響を受けているというお話も、演奏も併せてなので、興味深いものでした。

演奏では、ショパンの「別れのワルツ」が、まとまっていて、情緒が感じられ、とても良かった。ベートーヴェンの「悲愴」やショパンの「ピアノ・ソナタ第2番」が1楽章だけの演奏だったので、全曲聴きたくなりました。

【高橋多佳子さんの twitter】

高橋多佳子さん (@takako1990) / Twitter

【上田市サントミューゼ】

ホームページ: 劇場・ホール | サントミューゼ (santomyuze.com)


シェリー・マン「234」、上田市小泉の珈琲&ジャズの喫茶店「take five(テイク・ファイブ)」

2022-12-18 19:30:00 | ベース・ドラムス

昨日、上田市の珈琲&ジャズの喫茶店「take five」(テイク・ファイブ)に寄りました。かなり久しぶりでしたが、持参したCDをマスター手作りの良い音のスピーカーで楽しみました。良い音のオリジナル盤です。

SHELLY MANNE (シェリー・マン)
234 (Impulse! 1962年録音)

   

ロスアンジェルスを中心に活躍した、ドラマーのシェリー・マン(ds, 1920~1984年)は、アンドレ・プレヴィン(p)との共演をはじめ、コンテンポラリーレーベルに名作を残していますが、インパルスのこのアルバムも忘れられないものです、今回は札幌で購入したレコードで聴きました。

メンバーは、セッション毎に異なりますが、シェリー・マン(ds)、コールマン・ホーキンス(ts)、ハンク・ジョーンズ(p)、ジョージ・デュヴィヴィエ(b)、エディ・コスタ(p, vib)。コールマン・ホーキンスが、素晴らしいプレイをしています。

曲目は次のとおり。

1  Take The A Train (Billy Strayhorn)
2  The Sicks of Us (Shelly Manne, Eddie Costa, George Duvivier)
3  Slowly(David Raksin, Kermit Goell)
4  Lean On Me (Ed Qaldman, Allan Green)
5  Cherokee (Ray Noble)
6  Me and Some Drums (Coleman Hawkins, Shelly Manne)
ホーキンス入りのカルテットで演奏したのが、1, 3, 5の3曲、エディ・コスタ入りのトリオで演奏したのが、4, 2の2曲、ホーキンスとマンの二人で演奏したのが6の1曲です。

最近、オリジナル盤やセカンド盤などヴィンテージのレコードをたまに購入しています。よい音質を求めてということと、改めて、じっくり聴いてみたいと思うからです。先日、札幌で購入した、このシェリー・マンの「234」もそういう一枚です。コールマン・ホーキンス(ts)が迫力のある吹奏を行っている、スローテンポが基調の「Take The A Train」(A列車で行こう)や「Slowly」、「Cherokee」がよく、エディ・コスタ(p)がアグレッシブにピアノを弾いている「Lean On Me」も素晴らしかった。

(今回購入したレコードのセンターラベル)

   

Side 1です。オリジナルだと思います。

   

side 2

   

両面に録音技師のルディ・ヴァン・ゲルダーの刻印「RVG」が入っています。

(参考)本アルバムから「Take The A Train」が聴けます。

Shelly Manne - Take The 'A' Train - YouTube

 

【珈琲&ジャズのお店 take five(テイク・ファイブ)】

住所:長野県上田市小泉983-4
電話:0268-26-5230
ホームページ:ホーム - log-take-five ページ! (jimdofree.com)

外観。ログハウスです。

入口。スリッパに履き替えます。

12月から3月までは、土曜日と日曜日の営業だけだそうです。

店内

久しぶりなので、オーディオ機器が変わっていました。

スピーカーは、マスターの自作の「FOSTEX FE208ES-R TLS」で音を出していました。ONKYO SCEPTER-100があったのでびっくり。前にはありませんでした。

アンプの「Accuphase P-260」とプレーヤーの「OPPO UDP-205」。

 

ブレンドコーヒーとトーストを注文。軽いお昼代わりです。

お店に置いてあった「STEREO 2022年9月号」が面白そうだったので、パラパラとみていました。持参した、マルコ・マルコーニ「Nordik」と田窪寛之の「Wlatz For Debby」の2枚のCDから抜粋して、かけていただきました。たまによりたいお店です。


上田市のリストランテ「サンマルコ」で「牛ロースのボルチー二茸ソース」の夕食

2022-12-17 19:30:00 | グルメ

先日、忘年会を予定していましたが、メンバーのコロナ感染、濃厚接触で、直前でキャンセルに。そこで、以前から行きたかった上田市のイタリアン「サンマルコ」に出かけました。

女性を中心に人気があるお店なので、急遽、予約を入れました。オニオングラタンスープ、牛ロースのボルチー二茸ソース、デザートのアフォガードまで美味しくいただきました。

外観。意外に大きな建物です。別所温泉に近い上田市の郊外にあります。既に42年間営業されていて、元は上田市街地にあったそうです。

看板

店内

置物が可愛らしい。音楽はカンツォーネが低い音量で流れていて、雰囲気出ています。

壁にかけてあった、本日のおすすめ料理。「鴨のローストブルーベリーソース」にもひかれましたが、牛ロースにしました。

たまには、いいかと、食前酒のつもりで、ノンアルコールビールを注文。

スープは、卵入りオニオングラタンスープ。見えていませんが、下にはスープがたくさん。美味しく、温まりました。

卵がトッピングされている、オニオングラタンスープは初めてでした。

サラダ。酸味の効いたドレッシングがかかっていました。

新鮮な野菜です。

牛ロースのボルチー二茸ソース。

お肉の上に茸が載っています。付け合わせは、小さなトマト、カボチャ、オクラ。

ボリュームがあり、堪能しました。

パンがごはんが選べます。柔らかめのパンです。フォカッチャぽい。

デミタスコーヒー

器がきれいです。

デザートに、アフォガードを注文。

エスプレッソが溢れていて、アイスクリームとともに、至福の一時でした。今度は、ランチに行って、パスタを食べてみたい。

   

上田商工会議所が主催するうまいものスタンプラリー実施店です。締め切りは2023年1月5日ですが、ここで一つもらったので、あと二つで応募可能になりました。

うまいものスタンプラリーに掲載されているお店の紹介。

【リストランテ サンマルコ】

住所:長野県上田市保野824-12
電話:0268-39-8305
ホームページ:リストランテ サンマルコ 上田(上田市/イタリアン・フレンチ)  (hotpepper.jp)