乗金健朗著「コーヒーソングの名盤案内」(いなほ書房)を読みながら、関連の歌を聴きました。乗金さんは、大学卒業後、岡山市でジャズ喫茶「シャイン」を開店し、ジャズ・イベントなども主催された方です。
表紙。写っているレコードジャケットは、ペギー・リーの「Black Coffee」(12インチレコード)です。
面白くて、資料的に参考になる良い本です。全部でコーヒー関連の歌が20曲紹介されていますが、その中から4曲と、「学生街の喫茶店」など僕の持っているEP(17cm、45回転)レコードも聴いてみました。
(ブラック・コーヒー)
このジャケットは、10インチ(25cm)盤のものです。ペギー・リーの歌がよく知られています。僕は、12インチ(30cm)の日本盤しかもっていませんが、他の曲を含めて、結構好きです。
(参考)ペギー・リーの歌う「Black Coffee」が聴けます。
Black Coffee - Peggy Lee - YouTube
(MOLIEND CAFE コーヒー・ルンバ)
日本語詞は、愉快なものになっていて、西田佐知子の歌でヒットしました。井上陽水さんとタモリさんが掛け合いを行い、陽水さんが歌を歌っている、面白い映像があります。
井上陽水×タモリ ギター漫才「コーヒールンバ」
(ブラジル)
サンバの楽しい曲です。ジミー・ドーシー楽団の演奏で、ボブ・エバリーとヘレン・オコネルが歌っています。途中からテンポアップしますが、優雅な歌です。
(参考)「Brazil」が聴けます。
Jimmy Dorsey - Brazil - YouTube
(コーヒー・カンタータ)
クラシックからは、バッハの「コーヒー・カンタータ」が取り上げられています。いわゆる世俗カンタータといわれるもので、愉快なやりとりが続く、カンタータです。
僕が聴いたのは、鈴木雅明指揮バッハ・コレギウム・ジャパンのCDです。宗教関連ではないので、親しみやすく、こういうカンタータなら演奏会で聴いてみたいと思いました。上記は、そのCDのジャケットです。
次からは、乗金健朗さんの「コーヒー・ソングの名盤案内」とは関連はありませんが、好きな曲なので、この際聴いてみました。喫茶店やスナックは、珈琲も出るだろうということで。
(学生街の喫茶店)
ガロが歌ったこの曲は、すぎやまこういちさんの作曲で、よく耳にしました。歌詞も素晴らしく、当時の学生の気分に合っていたと思います。
(参考)「学生街の喫茶店」が聴けます。
(小さなスナック)
この歌もヒットしました。ちょっと珈琲からは遠くなりますが。
譜面が裏面にありました。メロディとコードは、シンプルで自然な感じです。昔の、胸キュンソングといってもいいかもしれません。
(参考)「小さなスナック」が聴けます。
パープル・シャドウズ Purple Shadows/小さなスナック Chiisana Snack (1968年) 視聴No.36 - YouTube
(あの時 君は若かった)
ザ・スパイダースのヒット曲です。懐かしいです。喫茶店、スナックの想い出もあり、その頃は若かったなと、感慨に耽っています。
ザ・スパイダース 『あの時君は若かった』 1968年 - YouTube
EP盤もそう多くはありませんが、持っています。オールディーズや歌謡曲がほとんどですが、たまに取り上げます。