安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

レッド・ホロウェイ「COOKIN' TOGETHER」、上田駅前の居酒屋「だんまや水産」で友人と忘年会。

2024-12-26 19:30:00 | テナー・サックス

山と遊びの仲間3人で2024年の忘年会を上田駅前の居酒屋「だんまや水産」で開催。同店は、お酒や料理の提供が早く、使い勝手が良いので、たまに使っています。『一緒に料理をする』というタイトルのアルバム。

RED HOLLOWAY (レッド・ホロウェイ)
COOKIN' TOGETHER (PRESTIGE 1964年録音)

   

レッド・ホロウェイ(ts, 1927~2012年)は、1943年、シカゴのGene Wrightのビッグ・バンドを皮切りに、Nat Towlesなどのグループで演奏、1952年から61年は、自身のカルテットを率いていたのですが、63年からのジャック・マクダフとのツァー中に有名になります。本作は、そのマクダフを迎えて録音されたもの。

メンバーは、レッド・ホロウェイ(ts)、ジャック・マクダフ(org, p)、ジョージ・ベンソン(g)、ウイルフレッド・ミドルブルックス(b)、ジョー・デューク(ds)。ホロウェイは、ジャック・マクダフ・グループの常連メンバーでしたが、そのグループのメンバーを借りて録音されたもの。ジョージ・ベンソンの参加も注目されます。

(英文表記)Red Holloway(ts)、Jack McDuff(org, p)、George Benson(g)、Wilfred Middlebrooks(b)、Joe Dukes(ds)。

曲目は次のとおり。

1  Wives and Lovers (Burt Bacharach,  Hal David)
2  This Can't Be Love (Lorenz Hart,  Richard Rodgers)
3  Something Funny (Red Holloway)
4  Brother Red (Red Holloway)
5  Denise (Red Holloway)
6  No Tears (Red Holloway)
7  Shout Brother (Red Holloway)
バート・バカラックの「Wives and Lovers」、リチャード・ロジャースの「This Can't Be Love」の2曲はスタンダードですが、あとの5曲は、全てレッド・ホロウェイのオリジナル(自作曲)です。

このレコードは最近入手したものです。リーダーの自作曲が5曲も入っていて、渋すぎるかと思いながら聴き始めましたが、レッド・ホロウェイが作曲と演奏に腕をふるった快作でした。「Wives and Lovers」では、レッド・ホロウェイ(ts)の深々とした音色によるテーマ部やソロ、高音域を用いたマクダフ(org)の叙情的なソロがよく、「This Can't Be Love」は、アップテンポで爽快感があり、マクダフのピアノも聴けます。「Brother Red」では、冒頭からスピード感に満ちたホロウェイの快演が続き、哀愁漂うボッサナンバー「No Tears」と、裏面(B面)も楽しめます。
 
(参考)本作から「No Tears」が聴けます。
 
Red Holloway - Jack McDuff - No Tears
 
 
(参考2)拙ブログのレッド・ホロウェイに関するその他の記事へのリンク。関心とお暇があったら、ご覧ください。
 
 
 

【だんまや水産 上田店】

住所:長野県上田市天神1丁目8−1 上田駅前ビルパレオ 2階
電話:0268-25-0413
ホームページ:だんまや水産 上田店(上田市/居酒屋)<ネット予約可> | ホットペッパーグルメ (hotpepper.jp)

外観、入口

まずは、ビールで乾杯。

生ハムのシーザーサラダ

豪快な切り方をしてあります。野菜が豊富でよいサラダです。

海老マヨ

ちくわチーズの磯部揚げ。定番ながら、熱々で旨い。

鍋。名前はよくわかりません。

洋風の鍋でした。

パンもついてきました。鍋ではないかもしれません(笑)。

串焼き盛り合わせ

天ぷら盛り合わせ(八種)。海老、きす、かます、玉ねぎ、なす、スナップえんどう、かぼちゃ、セロリ。「きす」の天ぷらが美味しい。

ザクザクチーズ

いかゲソ味噌明太子和え

ミックスピザ

ベーコンや海老、イカが入った具が沢山のピザで、ボリュームもあります。

デザートのアイスブリュレ。来年も健康に留意して、山遊びなどをやろうと、3人で楽しい合意。満腹にもなったので、お開きとしました。


軽井沢の喫茶店「ブロンコ(BRONCO)」でクレープと珈琲のお茶タイム。雲場池など軽井沢散策。

2024-12-25 19:30:00 | 喫茶店・カフェ

12月21日に軽井沢大賀ホールに行きましたが、早く着いたので、散策を楽しみました。大賀ホール横の町営駐車場に車を停め、矢ケ崎公園を抜け、駅から旧軽に向かう軽井沢本通りに出て、東雲の五差路にある喫茶店「ブロンコ」へまず寄りました。

冬なのでお客様が少なく、同店では静かなお茶タイムができました。五差路で左折し雲場池通りを歩き、雲場池に行きましたが、周辺は静寂に包まれて、寛げました。「ブロンコ」のクレープと珈琲、良かったです。

(喫茶「ブロンコ」(BRONCO))   

   

看板

   

お店の外観

   

ウッディな店内です。お客様が二組いたのですが、帰ったので、そのあと撮らせていただきました。

   

クレープのメニュー。一番上に掲載されているブルーベリージャムのクレープとドリンクセットのコーヒーを注文。この他に、スパゲッティやカレーなどもあり、メニューは豊富です。 

   

クレープと珈琲がきました。

   

豊かな香りとコクのある珈琲です。予想以上で、美味しい。

   

ブルーベリージャムのクレープ。

   

ホイップクリームとアイスクリームがついています。

   

ナイフを使って取り分けたところ。ブルーベリージャムが見えています。ブロンコのクレープは、カリッとした食感があって、結構いけました。

   

五差路にあります。駅の方向に向かって撮影。

【ブロンコ(BRONCO)】

住所:長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢東23-12
電話:0267-42-6226
ホームページ:ブロンコ - 軽井沢/喫茶店 | 食べログ

(参考)(雑誌 男の隠れ家「昭和レトロ喫茶めぐり」に掲載された記事)

   

表紙

   

軽井沢老舗喫茶探訪

   

ブロンコの紹介記事

(散 策)   

   

矢ヶ崎公園の中を駅から旧軽に向かう軽井沢本通り目指して、ぼつぼつ歩いています。天気が今一つで、浅間山は雲に隠れています。   

   

まばらではありますが、外国の方をはじめ、観光客の姿もありました。

   

喫茶「ブロンコ」に到着。記事は冒頭で書きました。ここを出て、雲場池へ向かいます。

   

古くからある喫茶店「ミハエル(Michael)は冬季休業中でした。

   

雲場池へ到着。冬に来たのは初めてだろうと思います。

   

静かでした。散策にもってこいの場所です。

   

鴨が泳いでいます。

   

樹木が葉っぱを落としているので、よく見通せます。

   

ほぼ同じ道を戻ってきて、矢ヶ崎公園からプリンススキー場を撮影。

   

大賀ホール

   

開場時間になったので、ホールに向かいます。


軽井沢町追分のレストラン「盛盛亭」(モリモリ亭)で信州牛ハンバーグのランチ。

2024-12-24 19:30:00 | グルメ

12月21日に軽井沢大賀ホールに、バッハ・コレギウム・ジャパンのメサイア公演を聴きに行きましたが、少し早く出発し、軽井沢町追分の盛盛亭(モリモリ亭)でランチをいただきました。こちらのお店は、信州牛を提供するお店として知られています。

本来のお店が満席だったので、古民家盛盛亭へ入りました。店内は民芸調で、広くて開放感があります。お店のおすすめの信州牛ハンバーグ(250g)を注文。しっかりとした固さがありながら、ジューシーなハンバーグを堪能しました。また寄りたい。

看板や駐車場。階段を上がって入店する本来の盛盛亭が写っています。満席だったので、駐車場を挟んで南側の古民家盛盛亭へ行くように案内されました。

古民家 盛盛亭の外観。提供される品物は、盛盛亭でも、古民家盛盛亭でも同じだそうです。

入ってすぐのところに、「信州プレミアム牛肉」の木製プレートが置いてありました。長野県が力を入れて売り出しているブランドです。

奥の方に着席しました。その席から左手、厨房の方に向かって撮影。

窓際の方を撮影。どっしりとした民芸家具と思われるイスやテーブルが、好印象でした。

プレミアム信州牛ハンバーグのメニュー。本日のお奨めにビーフシチューもあり、ちょっと食指が動きましたが、とりあえずハンバーグで。

ステーキのメニューが豊富ですが、それ以外に海老フライなどもがあります。

ノンアルコールビールも注文。このところ空気が乾燥しているせいか、水分がほしくなりました。水もいただきましたが。

箸で食べるのが、基本のようです

サラダ

新鮮です、かかっているドレッシングは胡麻がベースのようでした。

信州牛ハンバーグとごはん、味噌汁がきました。

見るからに食欲をそそります。これで250gのハンバーグです。

ハンバーグのアップ。

取り分けたところ。ジューシーです。

付け合わせは、ポテトと茹でたブロッコリー。

ごはん。小盛にしてもらいました。

味噌汁。しょっぱくなくて、好感がもてます。

野沢菜の漬物。お客様が途切れないお店でした。気軽に洋食をいただけて、ドライブの途中で入るのにも適していそうです。

【盛盛亭(モリモリ亭)】

住所:長野県北佐久郡軽井沢町追分115-1
電話:0267-44-1822
ホームページ:信州牛A5ランクのステーキと信州牛ハンバーグ|軽井沢追分の盛盛亭(モリモリ亭)
       盛盛亭 - 信濃追分/洋食 | 食べログ


鈴木優人指揮バッハ・コレギウム・ジャパン「ヘンデル:メサイア」演奏会 (12月21日 軽井沢大賀ホール)

2024-12-23 19:30:00 | クラシック演奏会

鈴木優人指揮バッハ・コレギウム・ジャパンによるヘンデル「メサイア」演奏会が軽井沢大賀ホールで開催されたので、聴いてきました。

   

チラシ表

(出 演)

鈴木優人(指揮・チェンバロ)
ソプラノ:レイチェル・ニコルズ
アルト:アレクサンダー・チャンス
テノール:櫻田 亮
バリトン:加耒 
合唱・管弦楽:バッハ・コレギウム・ジャパン

(曲 目)

G.F.ヘンデル:オラトリオ「メサイア」全曲

きよしこの夜(アンコール)

(感 想)

バッハ・コレギウム・ジャパンの「メサイア」軽井沢公演は、過去に3回聴きましたが、全て鈴木雅明さん指揮によるものです。今回、初めて鈴木優人さん指揮によるものを聴きましたが、チェンバロ演奏も兼ねながら、颯爽として、情熱が迸るような指揮ぶりでした。

ソリストでは、ソプラノのレイチェル・二コラズさんの透明感溢れる歌声がよく、第3部のアリア「私は知っている、私を贖う方が生きておられ」が良かった。バッハ・コレギウム・ジャパンの演奏、合唱ともに素晴らしかったのですが、特に、トランペットの独奏がすごくて驚きました。

それは、ジャン=フランソワ・マドゥフさんによるものでしたが、輝かしい音色に加えて、よく歌っていて、感銘を受けました。あとで調べたら、彼は、ナチュラルトランペットの世界的な名手で、CDも多数あります。今回、聴くことが出来、それだけでも出かけた甲斐がありました。

(出演者プロフィール 抜粋)

【バッハ・コレギウム・ジャパン】

ホームページ:bach Collegium Japan

【軽井沢大賀ホール】

住所:長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢東28−4
電話:0267-42-0055
ホームページ:ohgahall


ハンク・モブレー「WORKOUT」、Beck's Coffee Shop長野店で「3種きのこのハッシュドビーフ」。

2024-12-22 19:30:00 | テナー・サックス

少し前ですが、長野駅新幹線口の向かいにあるBeck's Coffee Shopに入り「3種きのこのハッシュドビーフ」をいただきましたが、具材、味ともに良くて、洋食の王道のような品物でした。ジャズの王道作品を。

HANK MOBLEY (ハンク・モブレー)
WORKOUT (BLUE NOTE 1961年録音)

   

ハンク・モブレー(ts, 1930~86年)は、日本で人気のあるテナー・サックス奏者で、ブルーノートレーベルのオリジナルレコードは、非常な高値で取引されています。彼は、モダン・ジャズの楽しさ・素晴らしさを体現しているミュージシャンで、僕もファンの一人です。本作は、人気盤の一つです。

メンバーは、ハンク・モブレー(ts)、グラント・グリーン(g)、ウィントン・ケリー(p)、ポール・チェンバース(b)、フィリー・ジョー・ジョーンズ(ds)。グラント・グリーン以外の4人は、当時、マイルス・デイヴィス・クインテットのメンバーで、本作は、いわばボス抜きセッションです。

(英文表記)Hank Mobley(ts)、Grant Green(g)、Wynton Kelly(p)、Paul CHambers(b)、Philly Joe Jones(ds)。

曲目は次のとおり。

1  Workout (Hank Mobley)
2  Uh Huh (Han Mobley)
3  Smokin' (Hank Mobley)
4  The Best Things in Lie Are Free (Lew Brown,  Buddy DeSylva,  Ray Henderson)
5  Greasin' Easy (Hank Mobley)
4曲目の「The Best Things in Life Are Free」はミュージカルで使われたスタンダード曲、それ以外の4曲は、全てハンク・モブレーの自作です。

年末年始休みが近づき、この時期は、昔からの愛聴盤を主に聴いています。まず、ハンク・モブレー(ts)の人気作を聴きました。演奏は全曲とも文句なく良いのですが、モブレーの自作では、リズム&ブルース的で、コール・アンド・レスポンスの入る「Uh Huh」、アップ・テンポのブルージーな「Smokin'」の2曲がとりわけ好きです。リラクゼーションに溢れたスタンダード「The Best Things in Life Are Free」が聴けるのも嬉しい。ケリー(p)以下リズムセクションも絶好調で、加えて、グラント・グリーン(g)がストレートなバップ寄りの演奏をしているのも見逃せません。

(参考)本作から「Uh Huh」が聴けます。

Hank Mobley - Uh Huh

(安曇野市宅で聴いているところ)

飾ってあるレコードは、ハンク・モブレーのリーダー作で、右から「Far Away Lands」(Blue Note 1967年録音で1984年にリリース、輸入盤)、本作「Work Out」(国内盤king)、「Turnaround!」(Blue Note 国内盤(king))。 

なお、本作「Workout」は、2014年9月3日付けで取り上げたことがあります。その記事へのリンク

 

【BECK'S COFFEE SHOP(ベックス・コーヒー・ショップ)長野】

住所:長野県長野市栗田1028 (長野駅改札外)
電話:026-226-4679
ホームページ:ベックスコーヒーショップ (jr-cross.co.jp)

お店の外観。

この時は、「3種きのこのハッシュドビーフ」のポスターが貼ってあり、販売されていました。今現在は、変わっています。

3種きのこのハッシュドビーフ。ミニサラダは別注文です。

ハッシュドビーフ。一般的には、ハヤシライスといっていいと思いますが、濃厚な味わいで、お肉も多く、とても美味しくて感心しました。

きのこが入っていて、一般的には秋の季節の品物だと思いますが、できれば、通年で販売していただきたい商品。

ごはん。雑穀が少し入っています。

ミニとはいいながら、ポテトサラダ、トマトと充実しています。