【迫る裁判員制度】弁護士の68%「ノー」
裁判員制度に消極的なのは弁護士だけではない。元旦のNHKのニュースを見ていたら、アンケート調査の結果、国民の約3分の2が、裁判員になりたくないと考えていることが分かったという。「裁判員になりたくない」と「裁判員制度に反対」というのは必ずしも一致しないとしても、仮に裁判員法案に対する国民投票がなされたら、否決されるのは確実だろう。
前にも指摘したとおり、「国民の多数が反対しているのに法律が可決される仕組み」は、きわめて危険である。これは、裁判員制度自体の問題よりも速やかに取り組むべき課題だと思う。
裁判員制度に消極的なのは弁護士だけではない。元旦のNHKのニュースを見ていたら、アンケート調査の結果、国民の約3分の2が、裁判員になりたくないと考えていることが分かったという。「裁判員になりたくない」と「裁判員制度に反対」というのは必ずしも一致しないとしても、仮に裁判員法案に対する国民投票がなされたら、否決されるのは確実だろう。
前にも指摘したとおり、「国民の多数が反対しているのに法律が可決される仕組み」は、きわめて危険である。これは、裁判員制度自体の問題よりも速やかに取り組むべき課題だと思う。