自民、世襲立候補制限反対の嵐 どうなるマニフェスト
会合後、自民党4役の1人は記者団に「世襲だって立派な人はいる。(職業選択の自由を定める)憲法に違反するとの話もある。未熟な議論だ」と指摘。大島理森国対委員長も17日夕、記者団に「誰でも立候補できるという民主主義の根本を分からずに議論してはいけない」と批判した。
本来、職業と身分が結合した階級社会を打破することを狙って、職業選択の自由が提唱されたはず。だとすれば、職業の世襲制限を行うことは、むしろ職業選択の自由を支えるものだろう。
ところで、政治家の世襲制がなぜいけないのかについて、深い議論がなされていないのは残念である。ちなみに、二世・三世は現状に十分満足しているため、変革意欲に乏しい傾向が顕著であり、それゆえ政治に向かないというのがバーディーの私見である。
世襲議員と官僚という特権階級が実権を握っている限り、「現状維持」の政治が続いてしまうのだ。
会合後、自民党4役の1人は記者団に「世襲だって立派な人はいる。(職業選択の自由を定める)憲法に違反するとの話もある。未熟な議論だ」と指摘。大島理森国対委員長も17日夕、記者団に「誰でも立候補できるという民主主義の根本を分からずに議論してはいけない」と批判した。
本来、職業と身分が結合した階級社会を打破することを狙って、職業選択の自由が提唱されたはず。だとすれば、職業の世襲制限を行うことは、むしろ職業選択の自由を支えるものだろう。
ところで、政治家の世襲制がなぜいけないのかについて、深い議論がなされていないのは残念である。ちなみに、二世・三世は現状に十分満足しているため、変革意欲に乏しい傾向が顕著であり、それゆえ政治に向かないというのがバーディーの私見である。
世襲議員と官僚という特権階級が実権を握っている限り、「現状維持」の政治が続いてしまうのだ。