再生へ嵐の中の船出「みんなでやろうぜ」 谷垣禎一(64)自民新総裁
バーディーは、社会に出たときから上の世代の人たちとの大きなギャップを感じてきたが、もっともギャップが大きかったのは、日本の高度成長時代を支えてきた「団塊」以前の世代の人たちであった。彼らは、とにかく群れるのが好きである。
さて、谷垣総裁は、東大卒の弁護士だが、二世政治家であり、団塊以前の世代に属する。そのせいかどうか分からないが、「みんなでやろう」と声をかければ、全体のパイが増えると錯覚しておられるようである。
現実には、日本経済のパイが増えることはまずありえない。だから、「みんな」を生かすことは不可能であり、誰かが犠牲になるか、みなで困窮を分かち合うかのいずれかということになる。
もともと日本は、江戸時代には、「姥捨て」「子殺し」で何とかパイを分配してきたような、貧しい国であることを忘れてはならないと思う。
バーディーは、社会に出たときから上の世代の人たちとの大きなギャップを感じてきたが、もっともギャップが大きかったのは、日本の高度成長時代を支えてきた「団塊」以前の世代の人たちであった。彼らは、とにかく群れるのが好きである。
さて、谷垣総裁は、東大卒の弁護士だが、二世政治家であり、団塊以前の世代に属する。そのせいかどうか分からないが、「みんなでやろう」と声をかければ、全体のパイが増えると錯覚しておられるようである。
現実には、日本経済のパイが増えることはまずありえない。だから、「みんな」を生かすことは不可能であり、誰かが犠牲になるか、みなで困窮を分かち合うかのいずれかということになる。
もともと日本は、江戸時代には、「姥捨て」「子殺し」で何とかパイを分配してきたような、貧しい国であることを忘れてはならないと思う。