弁護士不正に見舞金…日弁連、来年4月にも導入
「着服した弁護士が有罪判決や懲戒処分を受けた場合、見舞金として被害者1人当たり500万円を上限に支給する。早ければ来年4月にも導入される。読売新聞の調査では、業務上横領罪や詐欺罪で起訴された弁護士は、2013年1月~15年11月の約3年で23人に上り、被害総額は20億円を超えた。」
計算すると分かるが、見舞金500万円では到底被害金額を填補することはできず、焼け石に水ではないかという指摘があるだろう。
それだけでなく、この制度は不公平ではないかという指摘もありうる。横領や詐欺はいわゆるベテラン弁護士(25~35期)に集中しているため、若手としては、「どうして弁護士会費でベテランの不祥事の穴埋めをしないといけないのか」という疑問を抱いてもおかしくないだろう。
「着服した弁護士が有罪判決や懲戒処分を受けた場合、見舞金として被害者1人当たり500万円を上限に支給する。早ければ来年4月にも導入される。読売新聞の調査では、業務上横領罪や詐欺罪で起訴された弁護士は、2013年1月~15年11月の約3年で23人に上り、被害総額は20億円を超えた。」
計算すると分かるが、見舞金500万円では到底被害金額を填補することはできず、焼け石に水ではないかという指摘があるだろう。
それだけでなく、この制度は不公平ではないかという指摘もありうる。横領や詐欺はいわゆるベテラン弁護士(25~35期)に集中しているため、若手としては、「どうして弁護士会費でベテランの不祥事の穴埋めをしないといけないのか」という疑問を抱いてもおかしくないだろう。