Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

楽園のイメージ

2006年04月07日 19時38分51秒 | Weblog
 ”鶏犬の声相聞こゆ”とは、桃源郷の風景を表現したものである。そういえば、ピピ島にはシャモも犬(ひょろ長い独特の犬)もたくさんいた。バーディーが先週泊まったシミランにも、犬こそいなかったものの、シャモ、しかもヒヨコがたくさんいたのである。当然ながら、朝は目覚まし時計がなくとも5時くらいに起こされることになる。そういえば、トムヤムクンには必ずといってよいほど、鶏肉が入っている。反面、鳥インフルエンザが怖いのではあるが・・・。
 このほかにも、シミラン諸島(陸上)には、猿や巨大なトカゲが生息している。山を散策中、ドタドタという音に気付いて見てみると、コモドオオトカゲのような巨大なトカゲが斜面を駆け上っている。
 さて、いまさら言うまでもないが、海上・海中の生物も盛りだくさんである。シュノーケリング・トリップでは、事前にどのような魚が見られるかについての説明がなされる。たまたま一緒になったカナダ人のEricは愉快な人物で、ガイドに、「人魚には会えるのか?もし会ったらオレの電話番号を伝えてくれ」と頼んでいる。ガイドもさるもので、太ったおばさんを指差して「あれが元人魚だ」と切り返す。
 ちなみに、西インド諸島ではサメよりも恐れられているというバラクーダだが、タイでは殆ど脅威とされていない。それどころか、サバに似たタイプのバラクーダは、好んで食されている。実際私も、2月にサムイ島でバラクーダ料理を食べてきたのである。
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氾濫する日本文化

2006年04月07日 08時15分23秒 | Weblog
 帰途、台北で一泊。いまだに哈日族(ハーリーズ)が意気盛んであるのに気付く。書籍コーナーには多くの日本本があり、漫画にいたっては99%が日本のやつである。スチュワーデスも、バーディーを日本人とみるや「ウーロン茶いかがですか」などと日本語で話しかけてくる。当然こちらは英語で答えるのであるが・・・。
 台湾、香港、上海、シンガポールの人にとって、日本文化・日本製品は、近い将来の希望と目標を与えてくれるらしい。それは、かつての日本人がアメリカ文化・製品に憧れたのと同じことだと、哈日杏子(ハニチキョウコ)はいう。年配の台湾人(俳句や短歌などにも精通している)からの批判に応えてのものである。
 ・・・それにしても日本の韓流の胡散臭さは、その本質が日本人の逃避願望にあるためと思われる。俳優の顔のつくり、ドラマの設定・筋書きは、高度成長時代の日本を彷彿とさせる。要するに、現実からの逃避と古き良き日本へのノスタルジー、端的にいえば、ナルシシズムに過ぎないのである。
 話を戻すと、台湾で驚いたのは、「あの人は今」という感じの加勢大周がテレビに出ていたことや、あの司法研修所ドラマ、「ビギナー」を放映していたことである。そういえば、このドラマは、舞台設定やせりふまわしがやや古臭く、懐かしさを感じさせる。
 ・・・さて、そろそろ勉強しないと・・・。
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