Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

マイコプラズマ症候群

2006年06月18日 10時44分09秒 | Weblog
 ”いずみ菌”の恐怖。先々週地元の市民プールで感染したと思っていた風邪が、研修所で流行中の”いずみ菌”によるマイコプラズマ症候群らしいことが判明。余りにも周囲と症状が酷似していた。
 思うに、いずみ寮でひそかにキャリアーとなったものの潜伏中のため気付かず、地元に帰って菌が活性化したのではないか。いつもの風邪とは違って治癒に手間取り、2週間たってようやく回復した。
 いずみ菌は、寮にいる時間が長いと回復が後れると昔から伝えられており、その原因としては、天井の通気口から菌が入ってくることが考えられる。バーディーも急遽通気口を紙でふさいだところ、すぐに治癒したのであった。
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物証

2006年06月17日 22時34分40秒 | Weblog
 またもや秋田の児童殺人。案の定、被疑者の娘について事件性の有無が検討されており、骨折の痕跡が見つかったという(なぜ今頃?)。だが、水死原因の完全な究明は(たとえ自白があっても)ほぼ不可能と考える。
 それにしても、①ランドセルの指紋、②ウサギの毛、という2つの物的証拠にしても、被害者家族と被疑者家とが家族ぐるみの付き合いがあったとすれば、これが決定的な証拠とはならないのではないか。他方で、自白はめまぐるしく変遷している。
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秋田の児童殺人-続報

2006年06月09日 21時33分12秒 | Weblog
 「被疑者と犯人・事件との物的な結びつき」・・・捜査の基本である。”部屋から血痕を検出”とあるが、物証が出るまでにこんなに時間がかかったのはなぜだろう、と思いきや、早くから2つの物証があがっていたようである。「指紋とウサギの毛」:
「豪憲ちゃんの遺体と共に発見されたランドセルから、彼本人と家族以外の指紋が検出されたことはすでに報道されています。これを、鈴香の立ち回り先で得た指紋と照合した結果、一致したのです。」(捜査関係者)
「豪憲ちゃんの服にはウサギの毛が付いていました。また鈴香が自宅で数ヶ月前までウサギを飼っていたことも分かった。豪憲ちゃんは最近、ウサギに触れる機会がなかったことも判明しており、鈴香が彼を自宅に連れこんだことの裏付けとなるのです。」(捜査関係者)
 ・・・それにしても、最近の凶悪犯罪は、動機から迫るのが不適切なものが多い。やはり徹頭徹尾物証から迫るのが妥当か・・・。
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風邪

2006年06月09日 21時17分16秒 | Weblog
 市民プールで風邪にり患・・・ろくに泳げなかったのにこれでは踏んだりけったりである。てなわけで、今週は一週間、ひたすら休養につとめた。平均睡眠時間は12時間、ちなみに研修所敷地を出たのは今夜が初めてである。おかげで現在、ほぼ全快に近い状態。
 たまたまネットで写真の本を見かける。
 ちくま書房「風邪の効用」
内容(「BOOK」データベースより)
「風邪は自然の健康法である。風邪は治すべきものではない、経過するものであると主張する著者は、自然な経過を乱しさえしなければ、風邪をひいた後は、あたかも蛇が脱皮するように新鮮な体になると説く。本書は、「闘病」という言葉に象徴される現代の病気に対する考え方を一変させる。風邪を通して、人間の心や生き方を見つめた野口晴哉の名著。」
 ・・・ふと思い当たり、「しまった」と思うことがある。それは今回、風邪を治そうとやっきになって、やたらと薬を飲んだことである。だが、今までの経験からしても、風邪にかかったら、水分・ビタミンCを十分補給した上で休養をとれば、病院や薬局でもらった薬を飲んだときとほぼ同じ期間で快癒するのであった。確かに、野口氏のいうように、風邪は治すべきものではなく、経過するものなのかもしれない。
 それにしても、快癒途上の頭は明快で、普段よりも研ぎ澄まされているのを実感する。まるで蛇が古い皮から脱皮したかのようである。
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秋田の児童殺人

2006年06月04日 08時48分48秒 | Weblog
 「秋田の児童殺人で同じ団地に住む女性の実家捜索開始」。・・・警察のやり方にはやや疑問を覚える。まず、捜査情報が漏れすぎである。松本サリン事件が典型だが、「こいつが怪しい」という噂を小出しにして、世論の支持を得て強制捜査の下地を作るというやり方。意地悪な見方をすれば、確信がもてないまま捜査をせざるを得ない場合に、後で「見込み捜査」との批判を浴びないようにする口実つくりのようにも思えてしまう。
 次に問題なのは、約1月前の女児水死事件についての捜査である。警察が熱心に捜査しないことに不満を表明していた女児の母が、今度の件の犯人として疑われたようだが、警察の対応が遺族に不満を抱かせるようなものだったのではないかと疑わせる。もっとも、これには理由があって、松本サリン事件のように先走り捜査で失敗せぬよう、女児水死事件でも「事件性なし」と判断したのであろう。松本サリン事件の副作用ともいえる。そういえば、「諏訪湖小学生溺死事件」というのもあったが、結局「事件性なし」で落着したのだった。これもサリン事件の長野県警だが。目撃者でもいない限り、「水死」というのは事件性が判断しにくいのである。
 こうして考えてみると、「事件性」の判断は難しいうえ、世論に影響を受けやすいことに思い至る。・・・警察は孤独である。
 ちなみに、バーディーの曽祖父も祖父も警察官である。
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うつ病と住環境

2006年06月03日 15時07分36秒 | Weblog
 ”一部修習生の間に拡がる「うつ」”・・・さもありなん。何しろ、最近は「フル起案」(朝10時から夕方5時まで百数十ページの記録を読んで事実認定などについてのレポートを作成するというもの。)が週2・3本入っており、なかなかのハード・スケジュールであった(とはいっても実務家からみればまだまだ甘い)。しかも、多くの修習生は土日も飲み会やクラブ活動に余念がないため、休息をとる暇があまりない。・・・だが、バーディーがもっとも重視しているのは、司法研修所の所在する和光市の住環境である。
 司法研修所は、税務大学校などと同じく、元自衛隊朝霞駐屯地の一部に造られた。さらに遡ると、朝霞駐屯地は米軍の「キャンプ朝霞」であった。それはともかく、要するに、他の地域から隔絶した辺鄙な場所を、その後住居地域として人工的に再整備したものである。また、これが重要なのだが、付近には、「樹林公園」はあるものの、川や沼は全くない。つくば市とよく似ている点である。
 つくば研究学園都市(写真)に自殺者が多いことは、よく知られている。私も大学時代、ある教授が授業中にこのことを指摘したことを覚えている(もっとも、他の都市と比較して有意な数ではないという指摘もある)。その教授は、「大きな川でも流れていりゃあ、自殺なんかしないのにな」とボソッと言っていたのである。
 確かに、健康な人間は水辺を求める。このことは、「白鯨」の作者メルヴィルも指摘している。同じく人工都市であるアメリカのラス・ヴェガスには、あちこちに噴水が設置されているはずである(それはそれで資源の無駄遣いではあるが)。
 ちと言い過ぎかもしれないが、世間から隔絶した人工都市といえば、上九一色村も同じであり、「学問」が「宗教」に変わっただけである(どちらも「秘儀性」においては共通している!)。
 ・・・司法研修所は第二のサティアンか?というのは、笑えない話である。
 
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