Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

バラマキ礼賛

2011年12月19日 08時02分51秒 | Weblog
なぜ日本経済はうまくいかないのか
 著者の原田氏によると、公共事業は、
「鉄とコンクリートを使って工事をする。工事をしている地元の人に落ちるお金はわずかだ。鉄とコンクリートと建設機械の代金の多くは、都会の大企業に落ちる。もちろん、作ったものが役立つならよいが、維持費がかかる箱モノだと対しておカネは落ちず、後からおカネがかかるばかりになる」(p34)
 これに対し、需要者に直接おカネを投じる「バラマキ」は、極めて効果的だという。ちなみに、年金(「老人手当」と呼ぶべきだという。)も「子供手当」と同様、バラマキの一種である。
 そうすると、民主党の経済政策の間違いは、「バラマキ」をやめようとしている点と、「公共事業」を復活・拡大させようとしている点だということになる。

 
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一種の公益活動

2011年12月18日 08時28分34秒 | Weblog
 アディーレ法律事務所が、新64期の弁護士志望者400名全員に事務所スペースを無償で貸し出すという。
 これはとてもまねできない一種の「公益活動」だ。
 実は、この先生も「タク弁」からスタートして今の地位を築き上げた人であり、自分と同じ境遇の人を手助けしたいという思いがあ
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お花畑

2011年12月16日 08時14分50秒 | Weblog
弁護士の就職難悪化 今年は昨年の2倍が未登録
 こういう状況を見ると、「制度設計者責任」の問題を論じないわけにはいかない。
 経済界の代表は、「訴訟事件以外にも企業には弁護士に対するニーズが多い」と言ったものの、責任をとって率先して採用するかと言えば、そうではない。もちろん、他力に頼るようではいけないのだが。
 自力で仕事を獲得するにしても、訴訟事件以外の需要を発見して仕事を獲得するためには、それなりの時間がかかる。これは、私の同期が体験したことだが、営業開拓に費やした約半年間、事務所は赤字経営だったという。
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同期のゆくえ

2011年12月15日 07時56分41秒 | Weblog
司法修習、落第者2・7% 11月の卒業試験
 私が会社を辞めた約10年前は、同期を含む数十名が(定年以外で)退職した年だった。その中に、私の同期で、弁護士を目指して退職した人物がいた。
 その同期は、その後旧司法試験を何度か受けたようだが、合格できず、ロースクールに入り、卒業後、試験に合格した。順調であれば、今日、弁護士登録する筈である。
 10年前、その同期が上司に退職を告げたところ、中大法学部卒の上司から「30歳までに合格しないと、うちの会社で定年までいて得る生涯賃金より稼ぐのは無理だよ」と言われ、慰留されたそうである。
 最近の就職難や仕事の減少などを見ると、その言葉は現実に近いようである。
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増税と債務整理

2011年12月14日 08時31分06秒 | Weblog
 現在議論されている消費税の増税は、借金(国公債)への対応という点では債務整理に似ている。
 だが、増税の後に過払い金という利益が出るわけではないし、国民の生活が良くなるわけではない。どうやら、利払い負担がなくなる点で、国や公共団体の財政収支が良くなるだけの話のようである。
 
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超絶技巧

2011年12月13日 09時15分55秒 | Weblog
スーパーマリオメドレー(アップライトピアノで超絶演奏)
 これは笑えるし感動できる。しかも懐かしい。
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勘違い

2011年12月12日 07時31分17秒 | Weblog
 先日、新64期の弁護士登録請求状況について紹介したが、1つ勘違いがあった。二回試験の合格発表(とはいっても、「不合格発表」というのが正確かもしれない。)はまだ行われていなかった(発表は14日)。
 連日「新規登録弁護士向け研修」が開催されているので、とっくに発表済みだと思ったのだが・・・。
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机上の世界

2011年12月11日 08時14分33秒 | Weblog
布川事件:「自白有罪例」として引用 司法研修所教材
 「ボ2ネタ」で拾った記事。
 「法曹会4部作」は、研修所時代に買って読んだ。この「自白の信用性」はそのうちの1つで、主に一審と二審(最高裁)とで認定が分かれた事例を集めている。
 誤解していてはならないのは、これは「真実」の認定方法を分析したのではないということ。あくまで裁判官の事実認定を分析したものであり、ここでいう「事実」は、実体的真実ではなく、ヴァーチャルなものを指す。だから、批判的に読むべき本ということなのだ。
 法曹人、特に裁判官、検察官は、仕事の幅が狭いために、世間一般の常識に欠ける面が見られる。そうした視野の狭さが、認定の誤りにつながっているように思う。
 
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縁のない言葉

2011年12月10日 09時51分21秒 | Weblog
冬のボーナス、100万円以上の人はどのくらいいる?
 「ボーナス」という言葉が意味を持ったのは、サラリーマンをやっていた10年前までのことであった。もっとも、正確に言うと、修習生にもボーナスが出るから、5年前までということになるのかな。
 ただ、12月は、ボーナスとは関係なく、経費調整の関係から、法律専門書や備品類を買いそろえる時期になり、サラリーマンと同じく「散財」することにはなる。
 
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親告罪の捜査

2011年12月09日 08時12分43秒 | Weblog
泥酔の部員、介抱しながら暴行か
 言うまでもないことだが、親告罪の捜査について、警察は慎重である。
 私が過去に見た事件でも、起訴罪名は強姦だったが、逮捕勾留段階では「強姦致傷」(非親告罪)とされていた事件があった(ちょっとしたあざ=内出血も傷害に当たる。)。「捜査中に示談はさせないぞ」という黙示の意思表示である。
 内柴氏の事件も、親告罪であるが、捜査機関は、被害者が告訴を取り下げないという確証を得ているのだろう。
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