なぜ日本経済はうまくいかないのか
著者の原田氏によると、公共事業は、
「鉄とコンクリートを使って工事をする。工事をしている地元の人に落ちるお金はわずかだ。鉄とコンクリートと建設機械の代金の多くは、都会の大企業に落ちる。もちろん、作ったものが役立つならよいが、維持費がかかる箱モノだと対しておカネは落ちず、後からおカネがかかるばかりになる」(p34)
これに対し、需要者に直接おカネを投じる「バラマキ」は、極めて効果的だという。ちなみに、年金(「老人手当」と呼ぶべきだという。)も「子供手当」と同様、バラマキの一種である。
そうすると、民主党の経済政策の間違いは、「バラマキ」をやめようとしている点と、「公共事業」を復活・拡大させようとしている点だということになる。
著者の原田氏によると、公共事業は、
「鉄とコンクリートを使って工事をする。工事をしている地元の人に落ちるお金はわずかだ。鉄とコンクリートと建設機械の代金の多くは、都会の大企業に落ちる。もちろん、作ったものが役立つならよいが、維持費がかかる箱モノだと対しておカネは落ちず、後からおカネがかかるばかりになる」(p34)
これに対し、需要者に直接おカネを投じる「バラマキ」は、極めて効果的だという。ちなみに、年金(「老人手当」と呼ぶべきだという。)も「子供手当」と同様、バラマキの一種である。
そうすると、民主党の経済政策の間違いは、「バラマキ」をやめようとしている点と、「公共事業」を復活・拡大させようとしている点だということになる。