先日、ある元東京高裁部総括裁判官による講演があった。
現在弁護士となっているその方は、ある事件で、自分の後輩にあたる裁判官が「二枚舌」、つまり、原告には「あなたこのままだと敗訴ですよ」といいながら、被告には「請求認容の心証なのですがね」などという方法で和解を強要してきたといって、憤慨していた。
立場がかわるとこうも変わるのかと、驚いたのだが、これをみると、「二枚舌和解」はやはり裁判所内部でもよく思われていないようである。
現在弁護士となっているその方は、ある事件で、自分の後輩にあたる裁判官が「二枚舌」、つまり、原告には「あなたこのままだと敗訴ですよ」といいながら、被告には「請求認容の心証なのですがね」などという方法で和解を強要してきたといって、憤慨していた。
立場がかわるとこうも変わるのかと、驚いたのだが、これをみると、「二枚舌和解」はやはり裁判所内部でもよく思われていないようである。