明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



実家に、読みかけの本、制作用の資料など持込み、寝床に寝転がったまま、しばらく過ごす。本を読みながらTVドラマ、ついでにネットで検索していて母に呆れられる。子供の頃は、本を読みながらTVを観て、さらに絵を描いたものである。親には観てない物は消せといわれたが、テレビは観たいは読みたい本も我慢できないし、今描きたい絵もある。
母が、身体にいいから、これを毎日飲め、と錠剤が入った瓶を差し出した。“またか”。母はこの類の物が大好きである。先に自分が飲んでみて、効いたのならまだしもである。何処かの医者に勧められたようだが、なんでこうも簡単に信じるのであろう。「その先生、昔、秋葉原デパートの前に立ってなかった?」。私は子供の頃、何度も母が、あそこで面白おかしい売り文句に、調理器具を買わされるのを見ている。 錠剤は持って帰っただけで、飲まずに済ませた物もあるが、勧めた本人が続いていないのだから話にならない。今回はいつもに増して熱心なので持って帰ることにしたが、それにしても、美容、健康関連の製品の瓶は、なぜ蓋がプラスチックの金メッキなのであろうか。これがそもそも私には怪しく見えるのである。

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件名をDの件としたメールをお送りください。締め切り23日。送付先は改めて伺います。

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