明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 

搬入  


昼過ぎにタクシーで数寄屋橋のラボへ向かう。料金が酷く安いので確認すると、なんと、普通の街にある写真店のレベルのプリントではないか。紙も違うしコントラストも高い。プリントし直すにしても連休なので、金曜日頃になってしまうという。仕方がないので、とりあえずこれを展示してもらい、会期中に交換するしかない。 青木画廊は二階が『エルンスト・フックス銅版画展』。三階は真ん中のテーブルに作家の著書が置いてあり、壁面に著書に掲載された作品40点あまりが飾ってあった。私の作品を除き、いかにも幻想絵画の青木画廊である。 そういえばK本の常連中心に、ご近所にもDMを配ったが、果たしてよかったのだろうか。特にめったに木場から出ることのないGさんや、いつも野菜をいただくSさんなどのお年寄りである。今さらつまらないから観ない方がいいともいえないし、入り口の階段が急だから、などといったら逆効果であろう。私との縁で、こういう作品に触れることができた、ということにしてもらおう。 私は日本刀にピストルの三島由紀夫を出品。映画『からっ風野郎』のイメージなのだが、画廊の空気から浮いているのは間違いがない。

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