明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



芝田山親方(元横綱大乃国)から暴行を受け引退を強要されたとして、弟子だった元大勇武(だいゆうぶ)(本名=ダワードルジ・オンドラハ)が芝田山親方と日本相撲協会を相手取り、約7000万円の損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こしたそうである。 大乃国の師匠といえば、現理事長放駒の魁傑である。先日も書いたが、大ファンだった放駒親方の顔がTV画面に映るたび見入ってしまうのだが、あの真面目な放駒が、少しは遊びにでるくらいが、といっていたのがガチンコ“スウィーツ”大乃国である。その大乃国が髷まで切らせたというのだから、この大勇武とやら、よほどの粗相をしでかしたに決まっている。スリッパで叩かれて全治十日だそうだが、先日亡くなった土俵の鬼、初代若乃花に、余りの稽古の厳しさに、思わず膝に噛み付かれてしまったのが、後に力士からプロレスラーに転向した力道山だが、(その跡を隠すために黒タイツになったという)この力道山は、弟子の大木金太郎の鼻の穴にスリッパを押し込もうとしたというから、時代が違うとはいえ、叩かれて全治十日とはレベルが違う。もっともスリッパで叩くというと、コントでやるような使い方を想像してしまうが、大乃国は土俵上で張り手を受けて気を失っていたから、もうちょと違うやりかたがあるのかもしれない。

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