明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 

一日  


風涛社の忘年会。例によって九代目の首をもって出かける。今の段階ならいくらでも直せるということもあるが、良いと思っていたのに持っていないと変わってしまうようで気が気でない。この癖も20代の頃からである。 ここでしか会わないのが、同じ日生まれのトムズボックスの土井章史さんである。同じ日というのは土井さん以外知らない。我々もいよいよ来年は大台となってしまう。10年くらい気絶でもしていたようで納得できない、と思っていたが、駆け込むように、ここ2ヶ月くらいに次々と体調に異変が起き、上手く出来ている物だ、とへんな感心をしている。昔、20年以上使ってきた同じ日に買った洗濯機と冷蔵庫が2日違いで壊れて、時限装置が仕組まれているような気がしたが、人間も似たようなものであろう。使い方を少し注意せよ、ということだと反省をしている。先日知人のカワウソ似の酔っ払いの引越しを手伝ったら、座ってばかりのせいで、すぐ足腰にきた。この酔っ払いはコタツの角にオデコをぶつけ数十針縫ったのだが、これが大流血させた角か、と。階段がものすごく急で蒲田行進曲を演じるのは時間の問題であろう。これがまた有名なパンの直販工場の上でパンの良い匂いが実にこのオヤジと合わないのであった。バターで重いこのパンは、忘年会でもウケていた。
HP 

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )